インターネット必要なし!?衛星を使ったBTC瞬時決済がアジアでも可能に

インターネットを必要としないBTC瞬時送金が、アジア地域に住むビットコインユーザーでもついに可能になったようだ。

ブロックチェーン技術企業Blockstream(ブロックストリーム)が、アジア太平洋地域へ衛星サービスを拡大したと発表した。

瞬時な少額決済を可能にする「ライトニングネットワーク」が追加された同サービスを利用することで、ネットがなくともビットコインを素早く送受信できるようになるという。

インターネットすら必要としない、匿名、瞬時、超低コストなビットコイン決済

ビットコインの拡張性問題の一つの解決策である「リキッド・ネットワーク」を最近発表したことでも注目を集めていたビットコイン開発企業、ブロックストリーム。

☞ビットコイン新時代幕開け、「リキッドネットワーク」の全貌と将来性

既にアフリカ、ヨーロッパ、北南米のユーザーを対象に2017年8月から衛星サービスを開始している同社だが、前述にもあったようにアジア太平洋地域でもそれを展開するという。

出典:ブロックストリーム公式ページ

同社CEOであるAdam Back (アダム・バック)氏によると、インターネットアクセスが限られている人やビットコインにアクセスする際に何かしらの問題に直面している個人をサポートすることが同サービスの目的だそうだ。

衛星サービスのインフラ構築に興味を持つ開発者が増加していると続ける同氏は、今回新しく搭載された「ライトニングネットワーク」について以下のようなコメントを寄せた。

「ライトニングネットワークは、(IPを匿名化できると言われている)オニオンルーティングの使用と、オフチェーンネッティングによって、プライバシー機能を高めている。取引手数料が低く、より高速で、拡張性のある小額決済に特に適しており、一般ユーザーやウェブAPIにおけるユースケースにとって特に便利だ。」

実際にこのサービスを利用するには、テレビアンテナのような「衛星放送受信アンテナ」が必要だそうだ。

それをUSBを通じてPCに繋げ、「GNU Radio」のような無料オープンソースソフトを使用して、サービスに接続ができる。

これにより、「インターネットサービスプロバイダが取引を閲覧することなし」で、BTCデータのやり取りが可能になるという。

ライトニングネットワークが急激な成長を遂げている中、BTCインフラの構築が進捗することで、「通貨」としてのユースケースにおける利便性の向上がビットコインでも期待できるようになるかもしれない。

原典:Blockstream Boosts Bitcoin Satellite Service With Lightning Payments

ここまでの内容と考察

ブロックストリーム社が、衛星サービスをアジアにも拡大し、ライトニングネットワーク機能を追加したという、今回のニュース。

インターネットがベースとなっている仮想通貨 (またはフィンテック全般)ですが、仮にそれがダウンした場合でもこのようなオプションがあるのは重要かもしれませんね。

ちなみにですが、衛星を介さずとも、インターネット使用しないでBTC送金を行おうとする取り組みはあるようです。

「セルラーネットワークやインターネット接続なしで12.6km離れたところにBTCトランザクションを送った。」

また、ビットコインにおける「拡張性の問題」の一つの解決策であるライトニングネットワークは、未だ商用利用されるまでには至っていませんが、徐々に成長しているようですね。

1ml.comが提供するデータによると、ノード数は4500以上まで増加しているようです。

出典:https://1ml.com/

時間が経つにつれ拡張性の問題は解決されると言われていますが、果たしてビットコインや他のアルトコインは多くの人が「納得」するような方法でそれを実現できるでしょうか。

今後はネットワークにおける拡張性問題だけでなく、元アメリカ国家安全保障局の内部告発者として知られているEdward Snowden(エドワード・スノーデン)氏が言及するように、BTC取引におけるプライバシー問題にも焦点が当てられるようになるかもしれませんね。

☞「ビットコインに将来はない」元NSAの内部告発者が語る匿名通貨の将来性

ビットコインの普及に直接的な影響を与えるインフラ構築に今後も注目していきましょう!

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