ドイツ大手証券取引所、クリプト取引開始へ向けてついに本格始動!

「仲介者」としての役割が多いためクリプト業界人の一部から煙たがられている従来の金融機関だが、ヨーロッパ諸国ではそれらによるクリプトの本格的な取り組みが開始されている。

直近では、スイスの銀行がICOプラットフォームを展開する予定を明かしたことが記憶に新しい。

>>銀行から直接ICOへ参加!?スイスの銀行による新サービス開始

そんな中、ドイツで2番目の規模を誇る証券取引所を運営するシュツットガルト・エクスチェンジ・グループとフィンテック企業ソラリスバンク社が、「手数料ゼロ」仮想通貨取引所のインフラ構築を協力して実施すると発表した。

ICOにも積極的!?「手数料ゼロ」のクリプト取引プラットフォーム構築中

取引手数料ゼロの仮想通貨取引アプリを展開することを「視野に入れている」と今年5月に発表していた、シュツットガルト・エクスチェンジ・グループ。

ついにそのクリプトプロジェクトが形になってきたようだ。

それというのも、同独証券取引所は銀行プラットフォームを提供するソラリスバンク社とパートナー契約を締結し、仮想通貨取引プラットフォームを構築すると発表した。

具体的には、ソラリスバンク社の既存プラットフォームに取引所サービスが追加されるという内容で、来年の上半期にはそれがローンチする予定だという。

法定通貨と仮想通貨を主体とする「二つの金融業界を橋渡す」ことがプロジェクトの目標だと胸を張るソラリスバンク社CEOローランド・フォルツ氏は、プロジェクトの潜在的な可能性について以下のように述べた。

「信頼性が高く効率的な取引プラットフォームは、法定通貨とクリプトの両方を備えたハイブリッドな金融世界のビジョンに貢献する。」

また、「安全な取引所」を目指している同取引所は、独規制機関BaFin (バフィン)とBundesbank (ブンデスバンク)によって監督され、顧客の資産は一人最大10万ユーロまで保証されるという。

尚、ビットコインとイーサリアムが取引オプションとして最初に採用され、既に開発が進められているICOプラットフォームと同時に利用可能になるようだ。

主要金融機関とクリプト業界がより密接になるにつれ、現在より信頼性の高い取引所が増加し、新規仮想通貨投資家の増加に繋がるかもしれない。

原典:Germany’s Second Largest Stock Exchange is Launching a Zero-Fee Crypto Exchange

ここまでの内容と考察

独証券取引所とフィンテック企業が仮想通貨プラットフォームを協力して展開するという、今回のニュース。

ICO規制に関する法整備が迅速に進められている欧州ですが、クリプトに対して完全に否定的なわけではないようですね。

ちなみにですが、先日報道されたロビンフッド社やレボウルト社も「手数料ゼロ取引プラットフォーム」を掲げ、欧州の金融ライセンスを獲得しています。

>>銀行は新興企業に置き換えられる!?Revoultとロビンフッドの「圧巻新サービス」

また、銀行口座で仮想通貨の保有を可能にしたことで今年9月に世界中で大きな話題となったビットワラ社も、実はドイツ企業。

>>マイルストーン達成、ついに銀行口座で仮想通貨を保管可能

仮想通貨投資家はあまり集中していない欧州ですが、インフラ整備の面では他の地域よりも進捗しているように感じられますね。

ヨーロッパ大手投資企業CEOが仮想通貨をバッシングしている中、果たしてクリプトは欧州で普及するのでしょうか。

仮想通貨における「投機的な売買動向」があまり見られない欧州の投資家の動向にも注目していきたいですね!

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