過去9年間で200,000,000%上昇、BTCは史上最速で成長している新資産クラスか

市場が爆発的に昇った2017年12月に主流メディアや世間一般からの注目を一気に集めた、ビットコイン。

市場が低迷している昨今でも、米資産運用大手がカストディサービスを展開したり、ファミリーオフィスが増資する意向を示していることが報じられるなど、BTCは資産として着実に認識され始めている。

そんな中、かねてよりビットコインを推奨している経済学者によると、他の資産クラスと比較したBTCの資産としてのパフォーマンスは過去9年間で最も優れていることをツイッターで説明した。

ハイテク企業を凌駕、BTCの「史上最速かつ最大の伸び」
インターネット上で誕生したビットコインは、リリースされてからというもの「事実上無価値なコイン」から、複数回のバブルを経て、金融大手も手を出すような「新資産クラス」へと進化した。

実際にも、過去9年間でビットコインの価値が「200,000,000%」上昇したということは紛れもない事実だ。

経済学者サイフィーディーン・アモウス氏によると、このような急激な上昇はあらゆる資産クラスにおいて市場最大かつ最速であり、ビットコインのコードに組み込まれた1つの金融方針に起因する可能性があるという。

まず、BTCの資産としてのこれまでの成長は、Apple、Microsoft、Googleの親会社であるAlphabetなどと比較しても、「史上最速かつ最大の伸び」を示すと述べた。

出典:@saifedeanのツイート

「ビットコインは”新動物”でこれまでの資産とは異なる。バブル、通貨、株価を分析するための既存ツールでは判断できない。」

また、ビットコインが従来の資産クラスよりもハイスピードで上昇する背後にある理由は、それの独自アルゴリズムに起因しているという。

それというのも、ビットコインの金融方針の一つであるハルビング(BTC報酬の半減)により、マイナーが受け取れる報酬量が減少するため、これまでの需要と供給のバランスが崩れる。

これにより、報酬で得るBTCを即時に売却する傾向のあるマイナーからの販売圧力がBTC市場で減り、価格が急上昇する可能性があるようだ。

尚、次回のビットコイン報酬半減は2020年5月23日頃に予定されている。

☞2019年から強気市場が始まる!?ブロック報酬の半減が重要な「鍵」か

賛否両論、BTCはポートフォリオを多様化に使用すべきか

ビットコインの資産としてパフォーマンスについて指摘するのは同氏だけではない。

モルガン・クリーク・キャピタル創設者であるアンソニー・ポンプリアーノ氏は、過去10年間で仮想通貨のパフォーマンスはS&P500を上回り、「今後10年間もそれは変わらない」と発言している。

☞モルガンクリークキャピタル、仮想通貨は「米株価指数」を超える

しかし、価格変動を懸念する一部の金融専門家はBTCをポートフォリオに追加することを推奨していないようだ。

「過去のような(ハイ)リターン、価格変動、相関関係が持続するのであれば、(仮想通貨は、)グローバルな債券や株式のポートフォリオを多様化させる上で潜在的な役割を果たす可能性がある。 しかし、過去数年間のハイリターンやボラティリティを踏まえれると、その可能性は低くだろう。」

☞JPモルガン、仮想通貨は脱資本主義のディストピアのみで使用用途あり

今後10年間でビットコインはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

原典:Economist: Bitcoin Is The Fastest And Highest Rising Value Asset Ever

ここまでの内容と考察

経済学者アモウス氏が資産としてのビットコインの成長率について言及したという、今回のニュース。

金融大手がビットコインを資産として認め始めたり、半減期が来年に迫る中、これからビットコイン市場がどのように拡大するかに注目ですね。

ちなみにですが、前述にあったアモウス氏は、以前ビットコインについて以下のように述べていました。

「成功するチャンスが少なかったのにも関わらず、自律型の分散化されたビットコインは、現代の中央銀行の代わりとなるような、誰にも止められなく世界の誰でもがアクセスできるハードマネーをこの10年間で提供するようになった。」

☞重要なのはビットコインの「金融方針」!?米経済学者が語る

ゴールドを始めとする貴金属のポートフォリオを多様化するような「価値の保存手段」としてのユースケースが注目を集めているビットコインですが、それの商用利用増加も見られるでしょうか。

最近ネットワークが急成長している「ライトニングネットワーク」の開発の進捗状況も追っていきたいですね。

今後も業界内外の著名人のクリプトに対する見解に注目していきましょう!

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