2019年から強気市場が始まる!?ブロック報酬の半減が重要な「鍵」か

ウォールストリートに、「噂で買い、ニュースで売れ」という先人の知恵があるが、2019年は特にこれを肝に銘じておきたい年になる、と主張する業界人がいる。

仮想通貨報酬サービスを提供するBounty0x (バウンティー・ゼロエックス)社CMOであるPascal Thellman (パスカル・セルマン)氏がCoindeskの「2018 Year in Review」に寄稿した記事で、強気市場が「今年5月頃」から始まることを示唆した。

ブロック報酬50%減が鍵!?やはりビットコインの金融方針が重要か

ビットコインの出色とも言える重要な金融方針の一つに、マイニングによるブロック報酬の「ハルビング(半減)」がある。

ハルビングとは、マイニングにおけるマイナーへのBTC報酬が50%削減されることで、ビットコインアルゴリズムは21万ブロックが生成される度 (4年毎)にマイニング報酬が半減されるようにプログラミングされている。

現在のところ、マイナーは1ブロック生成する度に新しく発行される12.5BTCを報酬として獲得することができ、約10分に一度ブロックが見つけられるビットコインのBTC供給量は1日あたり約1800BTC増加するという仕組みだ。

つまり、次回のハルビングでは、マイナーへの報酬が6.25BTCとなり、一日あたりの生成量は900BTCとなるということ。

セルマン氏によると、このようにインフレ率が厳格に決まっているというビットコインの独特な金融方針は、市場の動きに大きな影響を与えるという。

それというのも、マイナーがマイニング後直ちにコインを売却するという傾向を踏まえると、ハルビングによりBTC供給量が減少する中、需要が一定または増加すると、価格は必然的上昇する可能性が高いそうだ。

(しかし、一部のクリプト専門家によると、マイナーはビットコインへ長期投資しているという見解もある。)

出典:BITCOIN ‘HALVING’ 2020: WHAT WILL THE PRICE OF BITCOIN BE?

実際にも、2012年にマイニング報酬が半減した後、BTC価格を12ドルから142ドルに上昇させる強気市場へと転換させるようなチャートが形成させるまでに約2か月程しか要していない。

同様に、2016年のブロック報酬半減が行われてからわずか1か月後に、BTC価格を582ドルから20,000ドルまで押し上げた強気市場への市場転換が確認された。

さらに、同氏によると、マイニング報酬が半減される約一年前から強気相場のトレンドが確認され始めるという。

2020年5月に次回のブロック報酬の半減が予定されている中、それを見込んだ「投機的憶測」が価格上昇に寄与し、2019年から強気市場が始まる可能性があるとのことだ。

出典:Bitcoin Block Reward Halving Countdown

投機的憶測による2019年のBTC価格上昇の可能性について、同氏は以下のように述べた。

「好きであろうがなかろうが、これは市場が機能する方法だ。投機家は重要な日付までを推測するため、同じことが次回のブロック報酬半減にも当てはまるだろう。」

直近では弱気市場が継続することが予想されるものの、2019年はアルゴリズムによって貫徹されたビットコインの金融方針によるBTC市場への影響が注目される。

原典:Bitcoin’s Next Halving Rally: Coming Soon in 2019

ここまでの内容と考察

Bounty0x社のセルマン氏がBTCブロック報酬の半減が実施される一年前の今年5月から、強気相場の傾向が見られるだろうと予想したという、今回のニュース。

ビットコインの金融方針を元にしたファンダメンタルズ分析ですが、果たして今年はBTC市場の上昇は見られるでしょうか。

☞重要なのはビットコインの「金融方針」!?米経済学者が語る

Ripple社代表取締役が語るように、今年期待されている機関投資家の市場参入とともに注目していきたいですね。

ちなみにですが、ビットコイン財団創設者であるCharlie Shrem(チャーリー・シュレム)氏も、ブロック報酬の半減については言及していないものの、強気市場と弱気市場のサイクルが2年周期と以前発言しています。

☞ビットコイン財団創設者、「強気市場と弱気市場は2年周期」

現金決済を採用するBakkt(バクト)のビットコイン先物取引ローンチの遅延が予想されている中、果たして直近のビットコイン市場はどのような動きを見せるでしょうか。

今年もビットコイン市場の動きに注目しながら、仮想通貨の普及を応援していきましょう!

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