Bittrexが世界進出!マルタを拠点とする取引サービス開始へ

規制強化の風潮が高まる米国を本拠地とする大手取引所が、「クリプトフレンドリー」な地域へ本格的に進出する。

仮想通貨取引所Bittrex(ビットレックス)が、トークン上場審査プロセスを合理化し、海外ユーザーへより多くの取引オプションを提供するプラットフォーム「Bittrex International(ビットレックス・インターナショナル)」を展開すると発表した。

尚、同取引所は、欧州連合やマルタの規制枠組み内で事業展開を計画しているという。

取引所が抱える問題をイッキに解決、マルタ拠点の新Bittrex誕生

「世界中でブロックチェーン技術の普及を促進し、革命の原動力になる」

上述のように力説するのは、ビットレックスCEOであるBill Shihara(ビル・シハラ)氏。

同氏によると、近い将来にローンチが予定されているビットレックス・インターナショナルは、規制に準じた効率的なトークン上場審査を確立させるという。

前述にもあったように、同取引所はVFA法とも呼ばれる「マルタバーチャル金融資産法」を含む、欧州連合およびマルタ政府が制定した規制枠組み内で事業を展開する。

このVFA法に基づいた上場プロセスを採用することで、法的な明瞭性を担保した上で、以前は数カ月以上要された上場審査を「数週間以内」に完了させられるという。

また、トークン上場を希望するプロジェクトへ課せられる手数料は「ゼロ」だそうだ。

これに関して、シハラ氏は以下のように説明した。

「プロジェクトチームが技術とビジネス開発へ時間とお金を投資できるようにするために、ビットレックス・インターナショナルはBittrex.comのように、上場手数料を請求しない」

また、ビットレックス・インターナショナルで取引されるトークンは、ビットレックスへも上場するとのこと。

バイナンスが上場手数料を無料にしたり、コインベースがトークン上場プロセスの効率化に努める中、ビットレックスはこの二つの課題を一度に解決することを目指しているようだ。

原典:Bittrex International to Launch Trading Platform

ここまでの内容と考察

米大手取引所ビットレックスが、海外ユーザーを対象にする「ビットレックス・インターナショナル」を開設し、上場プロセスの効率化と規制の明確化を図るという、今回のニュース。

バイナンスを筆頭とする大手取引所が積極的に海外進出を果たしている中、それらの後を追うようにビットレックスも同様な取り組みを開始するようですね。

今回の発表に対し、以下のような声がツイッター上で挙げられています。

「いいニュースだけど、ビット・ワールドとかビット・プラネットのようなもう少しカッコイイ名前をつけるべきだ」

「ビットレックス・インターナショナルにも、(ビットレックスと同様に)xRapidが導入されるの?」

新規市場参入者の減少や弱気市場が継続する中、ビットレックスによる新たな取り組みは仮想通貨市場へ春風を吹き込むことができるのでしょうか。

今後は、ビッサムやビットフィネックスを始めとする多くの取引所が開発を進めている「分散型取引所」をビットレックスが開設するかもしれませんね。

今後も仮想通貨取引所のトレンドや新たな取り組みに注目していきましょう!