学費を仮想通貨で納入?フランスMBAの最新決済事情とは

フランス大手銀行の副社長「ビットコインは確実にバブル」

フランスのとあるビジネススクールが、時代に即した新たな取り組みを開始した。

その取り組みとは、なんと学費の支払いを仮想通貨で受け付けるという、前代未聞のアイディアである。

教育のステージでも実践?フランスで進むキャッシュレス化の実態とは

今回上述の事実で話題を呼んでいるのは、フランスはパリにあるビジネススクール、「フィナンシア・ビジネススクール」だ。

同校では、従来の現金等に加え、ビットコインによる授業料支払いを受け付けている。

その最大の狙いとしては、外国人留学生の送金コストなどを軽減する事にあるという。

実際、年間100万円単位で発生する学費を海外送金する場合、場合によっては手数料だけで数万円かかってしまう事もザラだ。

こうした問題点から鑑みても、フィナンシアが採択した政策は、在校生から人気を博す予感が漂い始めている。

同校は2014年に設立された新しいビジネススクールで、MBAやフィンテックなどの最新講座を持つ事で話題だ。

今回の仮想通貨による支払い政策は、仮想通貨系ファンドであるCoin Capital社と恊働で実施している。

年々多様化する入学生に向けてローンチした同サービスは、既に5人の学生が使用済みとのこと。

フィナンシアは今後、更なる発展と多角化を目指し、サービス改善に努めている段階にあるという。

原典:Financia Business School accepte le bitcoin en guise de paiement de ses frais de scolarité !

ここまでの内容と考察

フランスの人気ビジネススクールにて、学費の支払い等が仮想通貨建てで可能になったという、今回のニュース。

実際、仮想通貨を通じたキャッシュレスの波は確実に大きくなりつつあり、最近でも中国で商用利用が進む報道がなされたばかり。

今回フランスで行われたような学費支払いのケースは珍しいですが、今後徐々に風潮が変わっていくかもしれません。

世間からの反響も大きい今、世界はどのような変遷を遂げ、時代にあわせた政策等を打ち出していくのでしょうか。

仮想通貨市場全体の動向、特にその中でも決済関連の情報から、ますます目が離せません!