ビットコイン先物実現なるか、バクトCEO「競争日が近づいている」

米規制当局が手探りで進めている仮想通貨規制の曖昧さが問題視されている中、業界人の多くからローンチが待ち侘びられている取引プラットフォームの経営者はゆるぎない姿勢を見せている。

現物決済を採用したビットコイン先物を展開しようとしていることからも、ビットコイン市場へ大きな影響を及ぼすと言われている、Bakkt。

かねてよりCFTC(米国商品先物取引委員会)へビットコイン先物を上場させる承認を得ようとしているBakktだが、依然として米規制当局からゴーサインが出される目途がない。

そんな中、同社CEOであるケリー・ロフラー氏が、ペイパル社とグーグル社を経験している決済関連製品のベテランをチームに迎えたことを発表した。

大ベテラン獲得、「競争日」に向けて準備中か

「米規制当局からの承認を獲得する過程において、より安全で、投資可能であり、有用な私たちのインフラがデジタル資産の重要性と信頼性を成長させる機会を増やす可能性がある。現段階は、長距離走をチームメートと始めたマラソントレーニングの段階を元マラソン選手として思い出す。レースの日が近づいており、やるべきことはまだ沢山ある。」

このようにBakktプラットフォームの将来性を述べたのは、かねてより現物決済を採用したビットコイン先物の実現を試みるBakkt代表取締役、ロフラー氏。

Mediumで公開された公式ブログで、チーム強化の一環として人材確保に意欲的なBakktが、マイク・ブランディな氏をチームに迎え入れたことを発表した。

決済関連の製品、エンジニアリング、および戦略&運用に関する25年間のキャリアをこれまで築いてきた同氏は、ペイパル社の決済&クレジットエンジニアリング責任者やグーグルウォレットのエンジニアリングディレクターを経験した大ベテランだ。

「私たちのCPOとして、マイクは信頼されたデジタル資産エコシステムと決済ユースケースの融合を目指す。これはBakktの重要な2つの要素であり、実世界のアプリにビットコインや他仮想通貨を取り入れるのに役立つだろう。」

BTCムーンショットなるか、バクト開始はいつ!?

出典:Bakkt公式ページ

「レースの日が近づいている」というロフラー氏だが、CFTC(米国商品先物取引委員会)からの承認を依然として得られておらず、Bakktプラットフォームのローンチは幾度も延期されている。

また、現時点でもBakktの取引サービス開始がいつになるか定かでない。

例えば、BlockTVからの申請状況に関する質問に対して、CFTCコミッショナーのダン・バーコビッツ氏はBakktを含める申請書を「懸命にレビューしている」としか述べていない。

一方、バクト親会社であるICEの代表取締役スプレッヒャー氏は、ローンチが今年下半期になると予想している。

「(Bakktは)ちょっとしたムーンショットな賭けであり、ICEが行う通常のビジネスとは非常に異なる方法で編成されている…インフラ構築は上手くいっているため、今年後半にローンチすると思う。」

☞ICE代表取締役、「ムーンショット」を狙うBakkt開始は2019年後半か

BTC市場に大きな影響を与える可能性があるだけあり、これからもバクトの動向には注目だ。

原典:A pioneering team

ここまでの内容と考察

Bakkt代表取締役が経験のある新メンバーを迎えたことについて発表したという、今回のニュース。

かねてよりBTC先物取引の開始が待ち侘びられていますが、現時点でもまだ目途は立っていないようですね。

ちなみにですが、前述にもあった技術革新に前向きなバーコビッツ氏は、ブロックチェーン技術には「競合するビジョンや使い道」があるため、現時点でクリプト規制は進捗する技術開発と「相互呼応」する必要があると発言していました。

また、当業界が成熟するには「時間がかかる」と見ているようです。

出典:FIRE SIDE CHAT: CFTC Commissioner Says Bakkt Approval ‘A Priority’

「これらの技術は開発に時間がかかる可能性があると考えている。短期的には仮想通貨の用途があるかもしれないが、長期的にはブロックチェーンだろう…私たちは数年かかると見ている。」

多くのブロックチェーン新興企業がそれぞれのビジョンを目指して構築を進めている中、仮想通貨が一般的に使用されるようになるのはいつになるのでしょうか。

実は思っているよりもすぐなのかもしれませんね。

☞国際通貨基金ラガーデ氏、銀行はデジタル通貨を「受け入れるか、消えるか

今後も仮想通貨市場における規制当局の動きに注目していきましょう!

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