アルトコイン、一ヵ月で価格が1100%上昇か

ムーンショット。主要通貨だけでなくアルトも価格上昇
2019年3月は価格が変動しない「ステーブルコイン」を除き、ビットコインやイーサリアムを始めとする主要通貨はもちろんのことほとんどのコイン価格が上昇したことが確認された。

まず、時価総額ランキングトップ10にランクインしている銘柄の直近一ヵ月間における価格の変化は以下となる。

出典：コインコーデックス公式サイト

このようにIOHKが開発を手掛ける「ADA」や商用利用が進んでいることが報じられている「バイナンスコイン」は、3月中に価格が60％以上上昇した。

☞バイナンスコイン20%上昇！大型パートナーシップの影響か

また、アルトコインに至っては先月中になんと「1000%」以上価格が高騰したコインも確認されたようだ。

出典：コインコーデックス公式サイト

「1100%」という稀にしか見られない数字で価格が急騰したのは、現在時価総額31位のMaxiMine Coin。

しかし、現時点では同仮想通貨の価格が上昇した理由は明らかではない。

また、MaxiMine Coin程の狂騰見せたコインは存在しないものの、依然として著しく価格が上昇している銘柄は多い。

例えば、Ravencoinはほぼ300％上昇しており、Kucoin取引所が発行したKuCoinSharesは280％程価格が上がった。

市場アナリスト「2023年までにBTC価格は15万ドルへ」

中・短期の観点から見た資産としてのBTCに対して様々な見解がアナリストによって述べられているものの、長期的なビットコインのパフォーマンスに楽観的なアナリストは多い。

例えば、仮想通貨アナリストであるジョッシュ・レイジャー氏は、BTC市場の周期的なパターンを観察し、弱気市場から強気市場までの各サイクルは直前サイクルの期間に574日を追加したものだと指摘。

出典：@Josh_Ragerのツイートから

仮に同氏の見解が正しいとすると、次のBTC市場のピークは前回のものから2051日後である「2023年半ば」になる。

尚、同氏によると2023年にはビットコイン価格がは15万ドルまで達することが予測できるという。

現時点ではサムソン社よりも小さいと言われている仮想通貨市場だが、まだまだ当業界は始まったばかりだ。

原典：Coin Race: Top 10 Winners/Losers of March and 1Q

ここまでの内容と考察

先月(2019年3月)に主要仮想通貨とアルトコインの価格が全体的に上昇したという、今回のニュース。

仮想通貨市場では「価格操作」が度々見られるため、必ずしも価格上昇がユーザーや投資家からの需要が高まったことを意味しません。

しかし、ビットコイン市場の動きを見ると、市場全体がどちらかと言えば「売り目線」から「買い目線」へと変化しているのかもしれませんね。

ファミリーオフィスや金融大手が資産として仮想通貨に手を出し始めていることが報じられてますが、果たして仮想通貨業界は今後も着実に成長していけるでしょうか。

最新技術や金融にそれほど興味のない人でも簡単に使用できるような便利な製品の登場が必要かもしれませんね。

【追記】

出典：ビットフィネックスより

こちらは本日のチャートですが、「6時間足」のラインブレイクからの「日足」のラインもその勢いでブレイク。

これまでの市場を簡単に説明すると、

今まで下落のトレンド。
↓
下落方向に相場が進まなくなってきた。
↓
進まない間にチャートができる。
↓
その間にポジションの逆転が起きチャートが形成される。
↓
ある時（ラインブレイク）をさかえに逆方向に走る（今はここです）
↓
逆方向、要するに上昇が今後の方向なのか確かめる場面へ（次の段階です）

今後も仮想通貨市場の動きに注目していきましょう！

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