BTCには「ブランド力」がある

ビットコインは「ブランド力」強し！？

SLP52 JACK DORSEY & ELIZABETH STARK – BITCOIN: NATIVE CURRENCY OF THE INTERNET

かねてよりビットコインが世界の基軸通貨になると発言しているBTCに強気なツイッター創設者、ドーシー氏。

☞世界で最初の仮想通貨「ビットコイン」は10年以内に世界一の通貨になる？

ミズーリ州セントルイス市のハッキングコミュニティに所属していたこともあるドーシー氏によると、ビットコインはインターネットの理想に合致しているという。

「（ビットコインは）インターネット生粋の理想的なものであると感じており、非常に魅力的だ。インターネット上で理想化され、創造され、リリースされ、また開発が続けられている。」

また、仮想通貨全体を代表するような「ビットコイン」というブランド力について、以下のように述べた。

「ビットコインのブランドは本当に素晴らしい…広く知られた概念となっている。誰が何のためにあるのかを本当に知っているわけではなく、それが何をするのかについても異なる見解がある…しかし、誰もがそれがデジタル通貨、デジタルなお金、またデジタル資産であることを知っている。」

BTCの将来性に楽観的な同氏だが、アルトコインを含める仮想通貨全てを推奨しているわけではないようだ。

なぜ他の仮想通貨ではなく「ビットコイン強調するのか」という質問に対し、ドーシー氏は以下のように返答した。

「他にも面白いアイデアはあるが、それらがある程度の基準を上回っていれば、ビットコインへ統合できる。(ビットコインは)最も通貨になりたがっているように思える。他のものは分散型コンピューティングなど汎用的なことをやろうとしている。」

ビットコイン奨励家として先週から突如メディアへの露出を増やしているドーシー氏だが、CCNの報道によると、ビットコインの背後にある技術を同氏がどのように評価しているか判断するのは難しいという。

それというのも、同氏はビットコインの瞬時マイクロペイメントを実現する「ライトニングネットワーク」の開発を手掛ける、Lightning Labsへ出資した。

また、決済プラットフォームSquare創設者でもあるドーシー氏は、ライトニングネットワークを採用したCash APPをリリースしている。

CASH APP公式ページ

ソーシャルメディア上で多大なる影響力を持つドーシー氏のクリプト業界における今後の取り組みに注目が集まる。

原典：Cryptocurrency is ‘Honestly Useless’: Harvard Cryptographer

ここまでの内容と考察

ツイッターCEOが、ビットコインやそのブランド力についてポッドキャストで言及したという、今回のニュース。

果たしてドーシー氏の発言は、CCNが示唆するように「マーケティング目的」だけなのでしょうか。

これからの同氏の当業界での活動に注目が集まりますね。

ちなみにですが、同氏はツイッター上で以下のように発言していました。

Love these experiments. Lessons here that go beyond finance and currency. https://t.co/Pj9KDbRabJ

— jack (@jack) 2019年2月5日

「（ビットコインのような）実験が好きだ。ここから学べることは、金融や通貨以上のものだ。」

クリプトは民間が主体となり新たなお金を生み出す「社会的な実験」とも言われることがありますが、これからそれの普及は進捗するでしょうか。

☞非国家主体のビットコインはノーベル賞受賞者の「夢」！？

今後も影響力を持つ著名人の仮想通貨に関する発言に注目していきましょう！

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