ブラックマンデーを予測した敏腕投資家、BTCは「マネー取引の標準」へ

ハイリターン・ハイリスクの特徴を持つことから、多くの専門家によって批判されていた、BTC投資。

しかし、最近では仮想通貨に悲観的だった金融プロが一人また一人とそれに対する意見を変えている。

例えば、直近では世界的にも有名な経済史学者がこれまでのBTCに対する見解を改めたことが報道された。

そんな中、一年以上仮想通貨に懐疑的だった投資アドバイザー兼ファンドマネージャーも、ついにビットコインに手を出したようだ。

1987年の株式市場崩壊を言い当てたスイス投資家マイク・ファーバー氏が、BTCを購入したことをCashとのインタビューで明かした。

ファーバー氏、ビットコインが「わからなかった」

ブラックマンデーを予測したことで名声を博したスイス投資家、ファーバー氏。

出典:On the Road with Marc Faber Full video!

依然としてビットコインを理解していないという同氏だが、ついにそれを先月下旬に購入したという。

インタビュー中に、同氏は仮想通貨に関心を持ち始めたことを認め、現在の価格帯が1年前よりも魅了的だと述べた。

また、ウォレット企業Xapo社CEO兼Paypal取締役であるウェンセズ・カサレス氏との1時間以上の議論でBTCを購入するという判断までに至ったと続けた。

しかし、ファーバー氏はBTCに「確信がない」ことを強調し、それを「支持しているわけではない」と主張。

同時に、BTCが「マネー取引の標準」になる可能性がある、とも付け加えた。

ビットコインと同じ思想!?中央銀行を大バッシング

投資リスクを最小限に抑える慎重な投資家としても知られている、ファーバー氏。

出典:On the Road with Marc Faber Full video!

投資アドバイスとしては「銀行システムの外にある資産」に投資することを勧めることが多く、自身でも毎月のように金(ゴールド)を購入しているという。

また、中央銀行の批評家でもある同氏は、経済不況時のあらゆる金融政策を非難しており、法定通貨で価値を保管するのは「愚かだ」という見解を明かしている。

「他の資産と比較すると、お金は途方もない量の購買力を失った。 銀行システムの外に多様な資産を持つのは良いことだと思う。」

さらに、法定通貨の一つの大きな問題であるインフレーションについて、以下のように述べている。

「お金が印刷される時、それは経済システム内で均等に流れない。本質的には金融サービス業界にとどまり、これらの資金にアクセスできるのは裕福な人々だけ。 労働者には届かない。」

中央銀行の金融政策に批判的な専門家が多い中、BTCに関する知識共有が当業界の後押しをするのかもしれない。

原典:UNITED STATES SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION WASHINGTON. D.C. 20549

ここまでの内容と考察

株式市場の暴落を予想したことで有名なスイス投資家が、ビットコインを購入したという、今回のニュース。

最近は、金融経験がある多くの著名人がビットコインに対する見解を少しずつ変化していることが報道されますね。

ちなみですが、前述にあったカサレス氏は、以下のようなアドバイスを多くの業界人にしています。

「最も馬鹿なことは、失っても問題のない額以上の資金をビットコインへ投資することだ。なぜなら、ビットコインはゼロになる可能性があるからだ。次に馬鹿なことは、ビットコインに全く投資しないことだ。なぜなら、ビットコインは価格がこれからも上昇する可能性があるからだ。」

☞株式市場とは相関性なし!?ミラー氏「ビットコインはとても価値があるか、ゼロ」

これを踏まえた上で、資金の「1%」をBTCへ投資することを推奨しています。

もしかすると、ファーバー氏の考えを変えるきっかけとなったのは、この1%ルールなのかもしれませんね。

実際にも、この1%に関する計算をした有名な経済史家は、その結果が「頭から離れない」と述べています。

☞もし億万長者全員がBTC投資したら…著名英経済史家が語る

果たしてビットコインは今後も金融経験者からのサポートを得られるでしょうか。

法定通貨とは「別のオプション」を世界中の人に提供する仮想通貨に今後も注目していきましょう!

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