機関投資家参入開始!?2019年第1四半期の重要な3つのイベント

Cboe (シカゴ・オプション取引所)とCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が展開される「直前」に、BTC価格が2万ドルを達した2017年12月を覚えている人は多いかもしれない。

憶測が憶測を呼んで市場が膨れ上がっていた当時は、2018年にビットコインETF申請が承認されるだろう、と多くの投資家が期待していた。

しかし、投機熱がすっかりと冷めた今日、BTC価格は最高値から80%以上下落

機関投資家や金融大手による仮想通貨製品も姿を見せることはなかった。

そんな中、機関投資家の市場参入を促すような2つのビットコイン先物取引とVanEckによる待望のETFが「認可されるか否か」の判断が下される期限が刻一刻と迫っている。

2019年Q1、注目すべき「3つ」の金融商品

BakktビットコインETF: 2019年1月24日

昨年8月に発表された、ニューヨーク証券取引所の親会社「ICE(インターコンチネンタル証券取引所)」が展開する仮想通貨プラットフォーム、Bakkt (バクト)。

出典:Bakkt公式ページ

同社CEOであるKelly Loefller (ケリー・ロエフラー)氏が、「機関投資家、小売商、消費者がデジタル資産投資に参加するためのスケーラブルな入り口となる」と説明する同プラットフォームは、「現物決済」を採用しているため、BTC市場を活性化させると期待されている。

☞ビットコインETFよりも破壊力大!?Bakktビットコイン先物取引

尚、昨年11月にリリースされることが計画されていたものの、より多くの顧客を確保することを理由にローンチが延期されたBakktは、今年1月24日(暫定日)に展開されると予定だ。

 

VanEck / SolidX ビットコインETF:2019年2月27日まで

VanEck/SolidX取引所によるビットコインETFほど注目されている機関投資家向けの仮想通貨商品はないと言っても過言でない。

過去に2回に渡ってETF承認に関する判断が遅延されている同ETFは、2018年に申請された全てのビットコインETFの中でSECによって未だ拒絶されていない唯一のものとなっている。

「認可されるか否か」の判断は、来月27日までに下される予定だ。
 

Nasdaqビットコイン先物:2019年第1四半期

今年のトレンドとも言われている「セキュリティートークン」の取引プラットフォームを構築していると報道されたことで仮想通貨市場でも多大な影響を及ぼすと言われている、Nasdaq(ナズダック)。

実は、2017年11月からBTC先物取引に向けて準備しているとも噂されていたが、今年Q1にそれが展開されると言われている。

☞NASDAQ、ついにビットコイン先物取引を来年解禁か!

尚、先物投資の詳細・リリース日は明らかになっておらず、Bakktと同様にCFTC(商品先物取引委員会)からの承認を未だ得ていないようだ。

投機を促すことや分散型ガバナンスを踏まえた上で、ビットコインETFを批判する業界人もいる中、今年Q1の市場の動きに注目が集まる。

原典:Bitcoin’s Institutionalization: Dates to Watch in 2019

ここまでの内容と考察

今年Q1に2つのBTC先物と1つのETFが米規制当局によって認可されるかもしれないという、今回のニュース。

これらの金融商品の取引が始まったからと言い、市場が一度に上昇するとは限りませんが、機関投資家がより容易に市場へ参入出来るような環境が整えられるかもしれませんね。

また、開始されるのは「時間の問題」と言われているETFですが、規制面からはまだまだ課題があるようです。

☞コインシェアーズCSO、ビットコインETFが今年承認される可能性は低い

ちなみにですが、VanEckデジタル・アセット・ストラテジーのディレクターであるGabor Gurbacs(ゲイバー・ガーバックス)氏は以下のようなツイートを挙げていました。

「何百万もの個人投資家を対象としているコインベースの糞コインはOKな一方、機関投資家のためのビットコインETFが狂っている、と言われている。なんて馬鹿げているパラレルユニバースなんだ。」

しかし、「ビットコインは詐欺」や「仮想通貨ではなくてブロックチェーン」と強調していた金融機関が、ここまでビットコインに真剣になっているという事実には驚きですね!

今後も仮想通貨市場の重要な動きに注目していきましょう!

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