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直近のBTC市場の動きをどう見る!?市場アナリスト達の見解は?
- 2018/12/1
- 仮想通貨の最新ニュース
ビットコインの急落が続く中、それが「投資家心理」に大きく影響し、直近の市場の動きに顕著に現れる、と分析する市場アナリストがいる。
オンライン取引プラットフォーム「IG」のアナリストChris Beauchamp (クリス・ビューチャンプ)氏によると、直近の急落を不安に思う投資家がBTC市場から離れ始め、「価格下落」と「売り殺到」の悪循環が始まるという。
急落が続くBTC市場、直近ではどう動く?
GenesisTrading
ジェネシストレーディングCEOであるMichael Moro(マイケル・モロ)氏によると、先週4000ドルを下回ったBTC価格は、3000ドルのサポート水準に向かう可能性が高いという。
これは、昨年の強気市場が始まる前から市場に参入していた投資家がビットコインを売却し始めたことが大きなネガティブ要因となっており、BCHハードフォークも市場をさらに縮小させる触媒となった、と同氏は見ているようだ。
IG
ビューチャンプ氏もモロ氏と同様な見解を持っており、多くの投資家はBTC価格が6000ドル前後まで下落したことを嬉しく思っていないと推測した上で、4000ドル以下でビットコインを保有している状態は、
「much less happy (全然ハッピーではない)」
だと述べ、投資家は今あるお金を持って市場から去るだろう、と付け加えた。
さらに、同氏はIG取引プラットフォームでBTCショートポジションが、ここ数週間で20%増加したことについて言及した。
Morgan Creek Capital
かねてよりビットコインの将来性について強気な発言をしていたモーガン・クリーク・キャピタル創設者、Anthony Pompliano(アンソニー・ポムプリアーノ)氏は、BTC価格が最高値から85%下落した3000ドル付近が底値だと見ているという。
しかし、ビューチャンプ氏とは異なり、ビットコインの長期的なパフォーマンスには大きな期待をしているようだ。
>>Morgan Creek社ポンプリアーノ氏、BTC価格の底値は「3000ドルあたり」
米著名トレーダー
一方、著名アナリスト兼トレーダーであるPeter Brandt (ピーター・ブランド)氏は、トレーダーおよび新規参入者が市場を離れていく中、経験豊富な投資家がより多くの安価なビットコインを取得し、長期的な目線で投資していると指摘した。
様々な見解が持たれているビットコイン市場のこれからの動きに注目が集まる。
原典:Bitcoin Price Nearing ‘Capitulation Moment’: IG Market Analyst
ここまでの内容と考察
BTC市場について、市場アナリスト達が様々な見解を持っているという、今回のニュース。
「短期ハイリターン」を狙った新規投資家がBTC市場から離脱している、という見解が多いようですね。
前述でも名が挙がったポンプリアーノ氏は、以下のようなコメントをしていました。
Number of times Deutsch Bank was raided for money laundering this week: 1
Number of times Bitcoin was raided ever: 0
Long Bitcoin, Short the Bankers!
— Pomp 🌪 (@APompliano) November 29, 2018
「ドイツ銀行がマネーロンダリングの疑いで家宅捜査にあった回数は今週だけでも一回。ビットコインでそのようなことがあった回数はゼロ。ビットコインをロングで、銀行員をショートだ!」
新規投資家にとって、長期的な価値を見出すのがなかなか難しい、ビットコイン。
仮にBTCの価値が「すぐに資金を増やせるための手段」だった場合、市場から多くの人々が離脱するのは無理のないことかもしれませんね。
今回のような弱気市場をきっかけに、ビットコインの価値について考えて見るのも面白いかもしれませんね。
>>絶対に知っておきたいビットコインの「本当の価値」とは、元NSA内部告発者が語る
今後もビットコインの将来性について注目していきましょう!
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