弱気市場ラストスパート、BTC底値はズバリ「2500ドル」

BTC価格「最高値」に関するトピックで大いに盛り上がりを見せていた昨年の今頃とは打って変わり、冷え込みが増す現市場におけるビットコインの「底値」が最もホットな話題になっている、2018年年末。

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昨年の最高値から80%以上下落していることが確認されているものの、まだビットコインは底打ちしていないという見解が多い。

そんな中、米経済雑誌フォーブスに寄稿していることでも知られている市場アナリストClem Chambers (クレム・チャンバーズ)氏が、BTC価格はこれから「2500ドル」まで下落する可能性が高いと発言した。

段階的に下落するビットコインは「2500ドル」へ向かう

BTC価格が10000ドル、6200ドル、そして最近では3500ドルという主要価格帯を経て「段階的」に大幅な下落が起きている、と分析するのは経済ジャーナリストとして名高い、チャンバーズ氏。

同氏によると、市場価格が安定する(または「レンジ相場」が形成される)場合、「大きな動き」が生まれるのは時間の問題、と一般的に言われているという。

この理論は、特にクリプト市場では顕著であり、具体的には2500ドルがビットコイン市場における次の売りを支える「長期的なサポート」であることが明らかだそうだ。

その根拠として、同氏はボラティリティの復活について言及し、それが示す市場の「不確実性」が下落を引き起こすと説明した。

しかし、次回の大きな動きがBTC市場の「底」になる可能性があると述べる同氏は、

「今は様子見な状態。市場崩壊の終わりは酷いように思えるかもしれないが、それはいつも同じ。まだ来ていないが、次の大幅な下落はいつ来てもおかしくない。」

と直近の市場の動きを予想し、約一年に渡る弱気市場の終わりが近いことを示唆した。

かねてより「3000ドル付近が底」であるというアナリストによる見解が多い中、ビットコインの弱気市場「ラストスパート」に注目が集まる。

原典:Forbes Analyst Expects Bitcoin (BTC) At $2,500, Awaits (Another) Awful Crash

ここまでの内容と考察

フォーブスに寄稿していることでも有名なアナリストが、ビットコイン価格の「底値」について言及したという、今回のニュース。

クリプトアナリストにより様々なBTC価格予想がされている中、果たしてチャンバーズ氏の分析は的中するでしょうか。

現在のビットコイン市場に関して、ツイッター上では以下のような声が挙げられていました。

「BTC価格が12000ドルから17000ドルの間にそれを買うべきかどうか友人や家族から尋ねられた時に、私は待つように言った。今が良い時期だと言ったところ、誰もビットコインを購入することに興味ない。」

この辺が投資家心理の難しいところですよね。

ちなみにですが、クリプト規制の方針が先進国で確立し始めている中、急速で進められるインフラ整備により機関投資家の市場参入が簡易になりつつあると一般的に言われています。

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また、ビットコインを始めとする仮想通貨のファンダメンタルズは変化していないどころか、より良好と言えるかもしれません。

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もちろん「利益追求主義」の投資家が市場から去ったと厳しく批判されていますが、弱気市場をいいきっかけに仮想通貨の本質的な価値を信じる一般投資家が増加するかもしれませんね。

今後も法定通貨を代替するような新たな金融インフラとして注目されている仮想通貨市場に注目していきましょう!