強気予想が一転!?「ビットコインは3000ドルまで下がる」

イギリスの投資コンサルティング企業Morgan Creek Digital(モルガン・クリーク・デジタル)の設立者、Anthony Pompliano(アンソニー・ポンプリアーノ)氏が、ビットコイン価格が3000ドル(約33万円)まで下落する可能性があると予想している。

「来年第三・四半期まで弱気市場は続く」

今年1月にPompliano氏は、年末までにビットコイン価格は5万ドル(約550万円)まで上昇するという強気な見解を述べていた。

しかし、より多くのデータを基に検証を行った結果、同氏はその予測を修正するとのこと。

Pompliano氏によると、2010年から2011年ではビットコイン価格の上昇に300日、2011年から2013年にかけては900日かかり、2013年から2017年には1500日かかって約2万ドルまで上昇したとされている。

このトレンドから次に最高値に達するのは、2023年の中頃ではないかと予測したのだ。

さらに弱気相場について見てみると、2011年は160日、2013年から2014年は400日続いたとしている。

そのため、2019年第三四半期まで弱気市場は続くと同氏は予想し、現在の弱気相場は以前予想していた以上に長いものになると結論付けた。

同氏は、

「公然と発言した内容について間違いを認めることは、決して良いものではない。しかし、自分の考えや前提を常にチェックすることは重要だ。

その中で私は、過去数週間にわたって自分自身をテストした結果、予測を再構築する必要性に気づいたのだ。」

と述べた。

また、今回の分析結果から、短期目線のBTC価格を考えると1万ドル(約110万円)に上昇するよりも3000ドルまで下落する可能性の方が高いとのこと。

しかし、2022年から2023年までに5万ドルまで上昇するという長期的な見方に変わりはないようだ。

原典:「Bitcoin Price Could Fall to $3,000, Says One of Crypto’s Most Bullish VCs

ここまでの内容と考察ここまでの内容と考察

これまで強気の見方を示していたPompliano氏が、3000ドルまでビットコイン価格の下落を予想したという今回のニュース。

弱気相場が続いている仮想通貨市場では、このような下落予想が一般的になっていると言えます。

果たして仮想通貨市場はどうなるのでしょうか?

Tom Lees(トム・リー)氏が主張するように、年末までに2万ドルまで価格が上昇するのでしょうか?

それともPompliano氏が予想するように、下落傾向が来年の半ばまで続くのでしょうか?

今後の市場の動向に注目していきましょう。