ビットコインらしい価格変動再び!BTC価格が4210ドルへ

ビットコイン市場に、以前のような「価格変動」が戻ってきた。

週末に3500ドルを下回ることで2018年最安値を更新していたBTC価格が、今朝方に4120ドルまで上昇したようだ。

上昇は一時的か、注目が集まるビットコイン市場

金融大手による市場参入が発表していることなど好材料が多いとも見られている中、短期間における大幅な市場急落が確認されている、ビットコイン市場。

>> 「底値」はどこだ!?ビットコイン価格が4000ドルを下回る

一時的には、「3456ドル」という2018年最安値を更新したと報告されている。

そんな中、買い注文が今朝6時頃に殺到し、BTC価格を一時的に4120ドルまで押し上げた。

この回復により、ビットコインの時価総額は700億ドル(約8兆円)まで上昇し、24時間で3.26%の増加する結果となった。

また、XRP、イーサリアム、ビットコインキャッシュを含める全ての主要アルトコインでも価格上昇が確認された。

その中でも、ライトコイン市場の上昇が最も著しく、LTC価格は24時間で5.18%値上がりしたようだ。

尚、現在ビットコインは4000ドル付近で取引されている。

しかし、今朝の回復が「市場転換」に繋がるとは限らない。

例えば、2017年の早い時期に1000ドル近くで取引されていたビットコインを購入した投資家たちがそれを売却していると言われており、直近の市場急落を引き起こしているネガティブ要因になっている、と多くのアナリストは見ている。

また、これを踏まえた上で、GenesisTrading (ジェネシス・トレーディング)のCEOであるMichaerl Moro(マイケル・モロ)氏は、直近のBTC価格が3000ドル前後まで値崩れする、と予想しているという。

ウォールストリートの敏腕アナリストが依然としてBTC価格が1.5万ドルに達するという姿勢を保っている中、年末のビットコイン市場に注目が集まる。

原典:Newsflash: Bitcoin Price Bounces to $4,120 after Plunging to Yearly Low

ここまでの内容と考察

急落が続いていたビットコイン価格が、再び4000ドル台に浮上したという、今回のニュース。

それにしても毎回同じ時間に市場が動きますね、日本時間の朝。

直近のBTC市場について、皮肉を含めるような以下のツイートがありました。

「ビットコインが反発した今、市場操作されていることを指摘する記事が出てくるのが待てない。そのような記事は、価格が上昇している時にしか出てこない。価格が下落している時は、市場の普通の動きだといわれる。」

また、収益性が「マイナス」であることから、マイナーがBTCマイニングを中断しているということについて、以下のような声が挙げられていました。

「BTC価格がある価格に達すると、マイナーはマイニングを止め、ビットコインが死ぬと言われている。違う。これがBTCマイニングが採用しているDifficulty Adjustment(マイニング難易度調整)の優れたところ。あるマイナーがマイニングを止めれば、他のマイナーの収益性を上げる。」

直近のビットコイン市場は、どのような動きを見せるでしょうか。

ボラティリティにも注目しながら、年末のBTC価格に注目していきましょう!