マカフィー氏の「超強気」発言、後2年でBTC価格「100万ドル」は実現可能か

マカフィー氏の「超強気」発言、後2年でBTC価格「100万ドル」は実現可能か
様々な意見が飛び交うクリプト業界で、しっかりと「リスク」を負って発言をする人物がいるようだ。

短期的には市場の低迷が継続しているものの、長期的には楽観的な見解が多い、ビットコイン市場。

例えば、直近ではビットコイン価格が「いつか100万ドルに達する」とIBM執行役員が発言したことが話題となっている。

また、かねてよりビットコイン奨励家として知られるサイバーセキュリティ専門家ジョン・マカフィー氏も、依然として強気な価格予想を変えていない。

同氏によると、2020年の暮れまでにビットコインは「100万ドル」に達するという。

ムーンショット!?2021年までに「1,000,000ドル」へ

自分の発言に責任を負うために自己資金を投資するという「スキン・イン・ザ・ゲーム(危ないゲームに肌をさらす)」という言葉があるが、脱税を行なったことでIRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)から逃亡しながら大統領選挙に出馬を表明しているマカフィー氏ほど、自身の発言にリスクを背負っている人物はいないだろう。

「2020年の年末までにビットコインが50万ドルまで上昇すると以前予測した際、2017年の暮れに5000ドルに達するというモデルを使用した。しかし、実際には仮定よりも遥かに早く加速したため、2020年の年末までにビットコインが100万ドルになると予測する。もし間違っていたら、自分のペニスを食べる。」

また、御年73歳の同氏は「2年は長い時間である」と付け加えていた。

しかし、同氏の価格予想を観測するために作られたウェブサイト「dickline.info」によると、現在の価格水準は予想が的中するために必要である価格よりも89.5%低い。

出典:Bitcoin Price Prediction Tracker

ビットコイン価格が100万ドルに達することを「不合理でない」と見ている人物は、マカフィー氏だけでない。

IBM社のブロックチェーンおよびデジタル資産部門責任者であるジェシー・ルンド氏は、長期的な観点からBTCの将来性を信じている、とFinder.comに語っている。

また、今年年末までには5000ドルにしか達しないかもしれないが、いずれBTC価格は100万ドルになる、と述べた。

ビットコイン価格の更なる下落を示唆するアナリストもいる中、同市場の動きに注目が集まる。

原典:John McAfee Sticks To $1,000,000 Bitcoin (BTC) Prediction, Issues ‘Hard Date’

ここまでの内容と考察

サイバーセキュリティ専門家マカフィー氏が、再びビットコインの価格予想をしたという、今回のニュース。

2020年の大統領選挙やマカフィー氏にとっては特に緊張感高まる年末には注目が集まりますね。

ちなみにですが、プライバシー保護の観点から匿名通貨をかねてより推奨している同氏は、以下のような発言をしていました。

「多くの人がプライバシーコインを使う場合、政府は税金を集めることが出来なくなる。これはもう始まっており、私はこのような動きの第一線で活動したい。私は(仮想通貨によって生まれる)新しい現実について声を挙げ始めた最初の人間だ。現在のように過度な資金を調達出来ない政府は、止むを得ず縮小し、消えていくだろう…これは人類の歴史上で初めて経済の自由をもたらす。」

果たして同氏が指摘するように、将来的に政府機関は縮小していくのでしょうか。

(これに関しては、ビットコイン救世主の見解にも注目です!)

今後も業界著名人の発言に注目していきましょう!

▼Pickupニュース▼

仮想通貨市場は「サムスン社よりも小さい」、クジラの存在も懸念材料か


稲妻走る、ツイッター上でビットコインの瞬時送金が可能に!?

Mercury FX代表取締役、打倒SWIFTのリップル社を「100%応援する」

Reddit創設者、残り者は「技術へのパッションで溢れている」

課題多し!?フェイスブックCEOが語る「分散型システムの代償」

MyEtherWallet、ついに「KYCなし」で法定通貨へ変換可能へ

紙幣バイバイ?テスラCEO「ビットコインは素晴らしい構造」