ローリスク・ハイリターン!?ポンプリア―ノ氏が語る「過激なBTCポートフォリオ」とは


かねてよりビットコインに強気な発言をすることで知られるMorgan Creek Digital Assets創設者が、公式ブログで潜在的に大きなリターンを少ないリスクで生み出すビットコインと現金のみのポートフォリオ構築について説明した。


 
 
 
 
説の投資家として知られるワーレン・バフェット氏の名言の一つに「他人が貪欲な時は恐れ、他人が恐れている時は貪欲になれ」という言葉がある。

オーバーヒートするかのような上昇を見せている最近の株式市場で見られる「貪欲」は、近い将来の潜在的な景気低迷を示唆していないだろうか。

少なくともそのように思っているMorgan Creek Digital Assets創設者アンソニー・ポンプリア―ノ氏によると、「過激な時代には過激な行動が求められる」という。

 
 
過激なビットコインポートフォリオとは?
 
ポンプリア―ノ氏は、「過激なポートフォリオ」の案として次を推奨するそうだ。
 

・全ての資産を売却し、100%のキャッシュポジションを持つ(=全てを現金と交換する)

・5%をビットコインへ割り当てる

 
最大5%を失うというリスク特性が明確なこのポートフォリオだが、ポンプリア―ノ氏によると昨年6.24%の損失を生み出したS&P 500よりもリスクは小さいそうだ。

また、BTCは将来的に「本日の米ドル価格よりもはるかに価値があるようになるか、価値がなくなるか」という二択の可能性を持っており、また従来の株式市場の動きと相関関係にないため、経済的な混乱に対する優れたヘッジ手段になるという。

さらに、ポンプリア―ノ氏はこの「現金95% / BTC5%」を上回るパフォーマンスを見せるポートフォリオがあまり存在しないことを指摘し、その理由を(以下のツイートを引用しながら)次のように述べた。
 

現金99%/ BTC1%のポートフォリオは、年間~10%のリターンをもたらした。現金98%/ BTC2%のポートフォリオは、年間~20%のリターンをもたらした。どちらも優れたパフォーマンスを達成しながら、国債へ投資するよりもリスクを軽減した。

 

ポンプリア―ノ氏は前述の内容が金融アドバイスでないことを強調したが、直近のマクロ経済を考慮した上で「次の景気低迷では今日誰が良い決断をしたかを明らかにする」と言い添えた。

誕生してから価値が200,000,000%上昇したビットコインだが、検閲耐性のある無相関な資産としてこれから多くのアセットマネジャーから積極的にポートフォリオへ割り当てられるようになるかに注目だ。
 
 


 
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