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サイバーエージェントビットコイン、仮想通貨事業断念か
- 2018/11/13
- 仮想通貨の最新ニュース
主要仮想通貨取引所が弱気市場の中でも莫大な収益を上げていると報告される中、規制が強まる日本で仮想通貨事業を展開するのは非常に困難となっている。
それを示すかのように、サイバーエージェントビットコインが先日解散したことが明らかになった。
サイバーエージェントビットコイン 解散公告https://t.co/G4yM06gkiQ
とのこと
— 官報ブログ (@kanpo_blog) 2018年11月12日
参入失敗、競争率の激しい日本クリプト市場
AbemaTVの運営や国内ウェブ広告事業を展開する、サーバーエージェント社。
仮想通貨交換業へ参入するために「サイバーエージェントビットコイン」を昨年10月に設立していた。
しかし、大手みなし取引所コインチェックのハッキング事件後、日本クリプト市場が一転。
特に金融庁による仮想通貨交換業者への審査の長さや、それに影響される変化の激しい仮想通貨市場での「自社競争力」を判断した上で、同社は交換業を断念していた。
>> サイバーエージェントが独自仮想通貨を発行へ!取引所参入は断念
そんな背景の下、先月25日に行われた臨時株主総会で「解散」を決議したようだ。
同社は、「事業の集中と選択で解散に至った」と説明し、独自仮想通貨の発行もギブアップ。
また、現段階では再参入を検討するような動きはないと述べた。
最近では取引所による自主規制の動きが活発化する日本クリプト市場だが、仮想通貨が日本で普及するには今後どのような取り組みが必要なのだろうか。
原典:サイバーエージェントが独自仮想通貨を発行へ!取引所参入は断念
ここまでの内容と考察
サイバーエージェントビットコインが解散したという、今回のニュース。
弱気市場、参入タイミング、取引所規制など様々のことを考慮した結果、解散まで至ったようですね。
海外主要取引所が収益を出していると報告される一方、日本ではそれが簡単ではないようです。
同日本企業の発表に関し、ツイッター上では以下のような声が挙げられていました。
流石はサイバーエージェント、損切りもうまい________。
— 蓮 (@ren_O_0122) 2018年11月11日
日本は冬ですねずっと
— arthurgle (@arthurglemanda) 2018年11月11日
日本から発信されるほとんどの仮想通貨関連の報道が取引所の話題ですが、世界を揺るがすような日本発のクリプトプロジェクトは出現するのでしょうか。
期待したいですね、天才日本人たちの活躍を。
今後も日本仮想通貨市場の活性化に注目していきましょう!
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