リップル社CEOガーリングハウス氏、SWIFTシステムを「凌駕する」

先進国間で行われる国際送金でさえ、多額の手数料が課せられ、送金に長時間を要する、SWIFTシステム

何十年間も銀行によって利用されている同技術だが、ブロックチェーン技術を始めとする分散型技術によって置き換えられるのは、一体いつになるのだろうか。

これを実現すべく、国際送金問題の解決を目指すリップル社CEOは、同社の毎日の取り組みがSWIFTシステムを少しずつ「乗っ取っている」と語る。

日々の業務は「SWIFTを乗っ取ること」!?リップル社CEOが語る

「銀行が現在でも使用する、SWIFTが何十年も前に開発した技術は、進化していない上に市場の需要に応えられていない」

前述のように厳しく従来の国際送金システムを批判したのは、リップル社CEOであるBrad Garlinghouse (ブラッド・ガーリングハウス)氏。

「SWIFTは、そこまで遠くない過去に、ブロックチェーンが銀行の解決策となると見ていなかった」

と付け加え、100行以上のパートナー銀行が分散型技術に可能性を見出していることについて言及した。

同氏によると、日本の三菱UFJフィナンシャル・グループを含める世界の名だたる銀行パートナーを抱えるRipple Labs (リップル・ラブス)がSWIFTよりも注目される理由は、金融機関が「よりも速い最新技術」を求めているからだという。

また、噂が出回っていたSWIFTによるリップル社製品の利用について、それが事実無根だと一刀両断。

「私たちが毎日行っていることは、SWIFTを乗っ取ることだ」

と誤情報をはねつけた。

SWIFTと競合することを意識するガーリングハウス氏だが、SWIFTとリップル社の国際送金に関する「技術革新」の定義は違うという声もあるようだ。

元SWIFT gpi(グローバル・ペイメント・イノベーション)のリップル社営業ディレクターMarjan Delatinne(マリユワン・デラティネ)氏は、2社の違いについて以下のように述べている。

「SWIFT gpiは、銀行が利用している既存インフラの改善を目指している一方、リップル社は全く新しい変革的な解決策を提供している。 これは、これまでなかったような、より良いユーザー経験を銀行が提供できることを実現している。 リップル社の目標は、銀行の成功を支援することであり、SWIFTは銀行によって所有された組織だ。 そのため、私はリップル社がSWIFTと競合するとは思わない。」

また、将来の国際決済インフラに関して、「リップル社のビジョンが実現するだろう」と同氏はコメントしている。

多くの銀行や仮想通貨投資家のハートを掴んだリップル社。

同社が推奨するXRPや銀行を対象とする自社製品は、もう世界を変え始めているのかもしれない。

原典:

Ripple Is Destined to Overtake Swift Banking Network, CEO Says

Ripple Hires Former Business Director at SWIFT gpi Marjan Delatinne

ここまでの内容と考察

リップル社CEOであるガーリングハウス氏が、SWIFTシステムについて言及したという、今回のニュース。

昨年から銀行とのパートナー提携を破竹の勢いで進めている同社ですが、初めからSWIFTに超えることを念頭に置いて動いているようですね。

ちなみにですが、リップル社は従来の金融機関が行う国際送金とリップル社を分かりやすく比較するように、以下のようなCMを制作しています。

また、クリプト企業で面白いCMを打ち出しているのは、リップル社だけではありません。

仮想通貨ソーシャルレンディング企業であるeToro(イートロ)は、仮想通貨を長期で保有する「HODL(ホドル)」に関するユーモア溢れたCMを流しています。

CMのユニークさはもう少し改善できるようなリップル社ですが、従来の国際送金インフラの改善には本気。

今後も仮想通貨市場で存在感あるリップル社の動向に注目していきましょう!

 

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