仮想通貨をどうやって「ちゃんと」評価する?NVT分析とは?

仮想通貨はどうやったら「正確」に評価できるのだろうか。

資産クラスとして、仮想通貨が初期段階にあることもあり、その価値を評価することはどんなに経験ある業界人にとっても困難。

そんな中、「NVT(ネットワーク価値と取引の比率)」という方法が注目を集めているようだ。

テクニカル分析だけでなく「NVT」も必要!?

仮想通貨の一つの評価指標として注目を集めているNVTは、仮想通貨リサーチャーであるウィリー・ウー氏によって考案された。

NVT = 時価総額 /(28日間の出来高移動平均を基にした)24時間取引量

これは、「ネットワーク価値(時価総額)」に対する「24時間取引量」の尺度であり、市場がどのように1単位のデジタル資産を評価しているかを判断し、仮想通貨同士を比較するのに役立つそうだ。

低いNVT値が単位取引量あたりのトークン価値が「安く」評価されていることを示唆する一方、NVT値が高くなるほどトークンが「過大評価」されていうことを示すという。

そんなNVTに関して、ウー氏はフォーブスの記事で次のように説明した。

「1トークンあたりの価格は決まっているものの、会社ではないため、ratio(株価収益率)を計算する意味がない。しかし、BTCは本質的に決済手段や価値の保存手段であるため、資金の流れをいわゆる企業の収益のように捉えることができる。」

実際にも、NVTは下図のように「仮想通貨バブル」を検知している。

出典:Rethinking Network Value to Transactions (NVT) Ratio

しかし、NVTは予測的(過大評価に先行するものではない)でも記述的(一致するものでもない)でもなく、バブルも数か月遅れてしか検出できないそうだ。

そこで、タイムラグに関する問題を解決するために「28日間の移動平均」ではなく、「90日間の移動平均」を使用することが最近では推奨されるようになっている。

それでも、取引所やライトニングネットワークなどのブロックチェーン外で行われる取引処理は考慮できないため、NVTは依然として「完全でない」ようだ。

ブロックチェーンを基盤とする新しい資産クラスの評価をするには、何か根本的に新しい指標が必要なのかもしれない。

原典:What the Network Value to Transactions Ratio Can Tell About Crypto

ここまでの内容と考察

仮想通貨の評価において、NVTという指標が注目されているという、今回のニュース。

「完璧」とは言えないかもしれませんが、市場を判断する際の一つのツールとして知っておきたいところですね。

NVTを考案したウー氏は、仮想通貨の評価に関して以下のようなツイートを挙げていました。

「私が使用する市場評価の枠組みは、チャート分析、NVT、フラクタルパターン構築、ファンダメンタルズ、そして知識・経験に基づく推測だ。」

このように仮想通貨の評価は単純にはいかないようですね。

仮想通貨アナリストに「エキスパート」がいないのも、これが理由かもしれませんね。

今後も様々なアナリストの見解に注目していきましょう!

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