南アフリカ準備銀行、ビットコイン取引を「完全監視」へ

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銀行ビジネスの存在理由を脅かす仮想通貨に対して、銀行はいつまでも受動的ではない。

例えば、直近ではインドナイジェリアの銀行が仮想通貨取引を行うユーザーの口座を凍結していることが報道されている。

そんな中、南アフリカのビジネスインサイダーによると、南アフリカ準備銀行はBTC取引を監視する方針を検討しているようだ。

南アフリカ準備銀行、全ては「投資家保護」のため!?

仮想通貨がフィンテック分野における重要な一歩であることを「現実として受け入れた」と公言している、南アフリカ準備銀行。

しかし、投資家保護の観点から考えるビットコインのリスクに関しては、「慎重になる必要がある」という。

ビジネスインサイダーによると、同行は仮想通貨に関する方針を今後数ヵ月の内に公開する予定を立てているようだ。

具体的な内容としては、ウォレットプロバイダーや取引所を含める新興企業に対して、地元規制当局への登録を求めるという。

仮想通貨規制に関して南アフリカ準備銀行は投資家保護を強調している一方、登録システムが税金徴収やその他の法律を施行するのを容易にしたり、BTC取引を匿名で行わさせないという狙いもあるのではないか、とビジネスインサイダーは見ているようだ。

それというのも、取引所、ウォレットサービス、および仮想通貨プロジェクトは、送金者、受取人、取引金額、およびその他の関連データを監視することを要請されたり、1800ドル以上の疑わしい取引の報告やマネーロンダリング防止システムへの準拠を義務付けられるという。

しかし、取引がデフォルトで匿名となっている「Monero (モネロ)」を始めとする匿名通貨に関しては一切言及されなかった。

国際的な仮想通貨規制の取り組みも本格化している中、各国の仮想通貨規制のアプローチに注目が集まる。

原典:South Africa Cracks Down On Crypto, May Track Bitcoin (BTC) Transactions

ここまでの内容と考察

南アフリカ準備銀行が、仮想通貨企業に対して仮想通貨取引を監視させることを検討しているという、今回のニュース。

仮想通貨エコシステムの入口となるようなウォレットサービスや取引所の規制を強化することで、クリプト取引を全て監視できるような規制枠組みを検討しているのかもしれませんね。

取引所のイグジットスキャムなどが問題となっている中、「規制されている」ということがセールスポイントになっている最近の取引所市場ですが、今後仮想通貨取引所のあり方はどのように変わっていくでしょうか。

仮想通貨取引所が従来の銀行やオンラインバンクを置き換えるような存在になる、なんてことはあるのでしょうか。

今後も仮想通貨規制や、従来の金融機関による仮想通貨の取り組みに注目していきましょう!

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