最強の匿名性とスピード、モネロハードフォークは成功か

ビットコインキャッシュのハードフォークが後一か月を切り、息を呑むような展開が繰り広げられる中、しっかりとハードフォークを成功させたあの主要匿名通貨は、ドッシリと構えて開発に注力している。

匿名通貨Monero(モネロ)がハードフォークを実施し、「Beryllium Bullet (べリリアム・ブレット)」と呼ばれる新たなプロトコールをリリースした。

これにより、より強力な匿名性、安価な送金手数料と高速な送金時間、および頑強なASICマイニング耐性が実現された。

匿名取引を、より安く、より速く

今回のプロトコールの変更では、「Bulletproof(ブレット・プルーフ)」と呼ばれる機能が追加された。

Benedict Bunz (ベネディクト・ブンツ)氏とJonathan Bootle (ジョナサン・ブートル)氏によって発明されたこの技術は、以前から課題として挙げられていた匿名取引における膨大なデータ量を80%程削減できるため、モネロブロックチェーンにおける「拡張性問題」の一つの改善案として注目されていた。

しかし、この技術は、直接的にモネロの匿名性に寄与するわけではなく、匿名取引における情報に誤りが含まれていないことを保証するためのものだそうだ。

モネロの匿名性は、主に以下の機能が合わさって保たれている。

ステルスアドレス:送金する際に一度きりしか使われないアドレスを発行する機能

リング証明:複数の送金者の公開鍵を利用することで、送金元の特定を不可能にする機能

リング匿名取引:取引情報が取引を行う者にしか閲覧できなくする機能

ブレット・プルーフは、従来の「リング匿名取引」の仕組みを構造的に改善する技術だ。

以前は、ゼロ知識認証の一種である「ビワイズ・ボローミーン範囲証明」と呼ばれる技術を採用していたリング匿名取引だが、これは非常に送金時間が遅い上に、処理情報量が多かったという。

つまり、モネロブロックチェーンへの大きな「負担」となっていた。

そんな中、この問題に対する解決策としてブレット・プルーフが採用され、モネロ送金時間を短く、手数料を大幅に削減することを実現したそうだ。

(この技術に関する詳しい情報はこちら!)

また、今回のアップグレードは、ブレット・プルーフだけでなく、ASIC(特定用途向け集積回路)を使用したモネロマイニングを困難にするためのアルゴリズムの変更も実施されたという。

これは中央集権化が進むASICマイニングへの反発を強く意識した今年3月のアップグレードに続いて2回目のソースコード変更だ。

匿名性の向上やASCI耐性強化に努めるなど、まるでビットコインが失った勢いを取り戻すかのように、モネロは己の信ずるままに進む。

原典:Monero to Become First Billion-Dollar Crypto to Implement ‘Bulletproofs’ Tech

ここまでの内容と考察

モネロがハードフォークを実行し、匿名性の機能を向上させ、ASICマイニング耐性を強めたという、今回のニュース。

仮想通貨の「開発」に関するニュースで、久しぶりの前向きな報道ですね。

ツイッター上でも様々な声が挙げられていますね。

匿名通貨に関しては現在でも熱い議論が繰り広げられていますが、主要仮想通貨を含めた多くの仮想通貨の「中央集権化」が進み、規制当局との協力が必要不可欠とという風潮が高まる仮想通貨市場で、今後はどのような展開となっていくのでしょうか。

依然として「匿名性」と「非中央集権化」を掲げるモネロは、当初の輝きを失くした当業界の一筋の光明を与えることになるかもしれませんね。

コインチェックは上場廃止を決行しましたが、今後も匿名通貨モネロに注目していきたいですね!

 



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