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トロン財団躍進!元SEC委員を迎え、TRX価格も好調推移
- 2019/1/10
- 仮想通貨の最新ニュース
BTC市場が低迷している中、ここ一週間でコイン価格が50%以上上昇している、トロン。
トロン財団によって開発が手掛けられている同仮想通貨は、市場が低迷している現在でもプロジェクトが進捗している。
元SEC(米国証券取引委員会)委員であるDavid Labhart (デイビット・ラブハート)氏が、同財団のコンプライアンス責任者として加わったことが発表された。
「規制尊守」、急成長を遂げるトロン財団は次なるフェーズへ
「トロンに参加することは、テクノロジーが規制に直面するという金融業界の未開拓分野に対する情熱によって推進される私のキャリアにおけるパーフェクトな前進といえるだろう。ブロックチェーンと仮想通貨は、金融システムの進化における次のステップであり、この新技術の利点と潜在的な影響に対する(トロン創設者である)ジャスティンの情熱と長期的な見解に興奮している。」
このように今週水曜日にリリースされたプレスリリースでトロン財団メンバーの一員になったことについて期待のコメントを寄せたのは、元SEC委員ラブハート氏。
プロジェクトが成長する過程において、「規制尊守」を疎かにするべきでないという姿勢を見せるトロン財団にとって、証券業界における15年間の経験がある同氏の加入は前向きな発展と言えよう。
今回の発表に限らず、多くの仮想通貨スタートアップが弱気市場におけるプロジェクト運営に苦戦を強いられている中でも、トロンプロジェクトの進捗は悪くない。
例えば、バイナンス取引所が再開したトークンセールスプラットフォームで、同財団が支援するP2Pファイル共有を促進する新興企業BitTorrent (ビット・トーレント)が特集プロジェクトとして選出された。
The grandfather of Dapp finally finds its decentralized currency and business model. Should be a very interesting case study.
— CZ Binance (@cz_binance) 2019年1月5日
また、トロンブロックチェーンは83つのアプリがローンチするまで成長しており、昨年11月から400%の上昇を記録している。
さらに、トロン財団CEOであるJustin Sun (ジャスティン・サン)氏によると、同ブロックチェーンを基盤とするスマートコントラクトはこれまでに「1億回」以上起動されたようだ。
TRX価格急騰、長期的には「トップ5位」に食い込めるか
TRX価格は、今回の発表がされる一週間程前から50%以上増加しており、取引量も急増中。
尚、現在のところ1TRX = 0.0287ドルで評価されている。
弱気市場の中でも着実に進化を遂げるトロン財団の2019年は、まだ始まったばかりだ。
原典:Tron (TRX) Continues To Flex Its Crypto Muscles, Hires SEC Attorney
ここまでの内容と考察
TRX価格が急騰している中、トロン財団が元SEC委員を迎えたという、今回のニュース。
全世界で仮想通貨規制が強化される中、トロン財団もそれを最重要視し、プロジェクト遂行に努めているようですね。
世界中のユーザーから長年使用されているビットトーレントを獲得していることでも、プラットフォームとしてのトロンブロックチェーンの将来性に注目が集まりますね。
ちなみにですが、カルダノ考案者・IOHK代表取締役であるCharles Hoskinson (チャールズ・ホスキンソン)氏も「拡張性のあるシステム」としてビット・トーレントを紹介しています。
#TRX #TRON #Blockchain@Tronfoundation
“Well, why does it get faster? When people join a torrent’s swarm, they usually add resources more than they take. So more people, more resources, faster better performance.
That is a really good distributed system.#crypto #tech #Dev pic.twitter.com/8h4L73za8u— CryptonatorFR (@cryptonatorFR) December 27, 2018
そんなクリプト業界人からの注目度も高いビット・トーレントは、前述にもあったように、バイナンスプラットフォームでトークンセールスが開始されるようです。
「実用性がない」や、そもそもトークンの必要性が疑問視されることも多い分散型アプリですが、ビット・トーレントのような既に需要があるようなサービスがブロックチェーンを採用することで、分散型アプリに対する社会からの認知度がより高まるかもしれませんね。
今後も仮想通貨市場を活性化させるようなプロジェクトの動きに注目していきましょう!
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