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初期ビットコイン開発者、真のサトシ・ナカモトを予想
- 2018/11/10
- ビットコインについて, 仮想通貨の最新ニュース
本当の「サトシ・ナカモト」は誰だろう?
その最も有力な説と言われているのはNick Szabo(ニック・ザボ)氏、Adam Back(アダム・バック)氏、または複数人の開発者達。
業界第一線で活躍するビットコインキャッシュ奨励家Roger Ver (ロジャー・バー)が「騙されたかもしれない」と告白した、nChain開発チームCraig Wright (クレイグ・ライト)氏をビットコインの生みの親と信じる人は少ない。
そんな中、仮想通貨決済サービスBitPay(ビットペイ)の主任開発者であるJeff Garzik(ジェフ・ガージック)氏によると、意外な人物がビットコインを作り出したと言う。
故デイブ・クレイマンがビットコイン創造者!?
ガージック氏によると、2013年に亡くなったフロリダ州のDave Kleiman(デイブ・クライマン)氏がサトシ・ナカモトだという。
クライマン氏は、業界でも名を轟かせていた、サイバーセキュリティ専門家。
米軍ヘリコプターテクニシャンという職も経験している同氏は、1995年のバイク事故以降プログラミングに没頭したという。
実は、自称サトシ・ナカモトを語るライト氏は、W&K Info Defense Research(ディフェンス・リサーチ)合同会社でクライマン氏と働いていた。
しかし、クライマン氏の死後、ライト氏は110万BTCを盗んだと言われており、現在クライマン氏の兄弟であるIra Kleiman氏と裁判で争っている。
また、ライト氏はビットコイン開発にクライマン氏が手伝ったと公言しており、「サトシ・ナカモトだ」と主張したのもクライマン氏がこの世を去った後だった。
そんな背景の下、クライマン氏がサトシ・ナカモトである可能性が高い理由を、ガージック氏は以下のように説明した。
「プログラミングの仕方がマッチする。この人は独学で学んでいた。 ビットコインのプログラマーは、非常に賢明だったが、訓練されたようなソフトウェアエンジニアではなかった。」
果たして、クライマン氏は本当のサトシ・ナカモトだったのだろうか。
原典:Who Created Bitcoin? Early Developer Jeff Garzik Gives His Best Guess
ここまでの内容と考察
「サトシ・ナカモトが誰か」ということについて、ビットペイ主任開発者であるガージック氏が予想したという、今回のニュース。
世紀の天才が誰なのか、本当に気になりますね。
しかし、イーサリアム創設者であるVitalik Buterin(ビタリック・ブテリン)氏やロジャー・バー氏を始めとする多くの業界人が疑うように、ライト氏はビットコインの生みの親ではないかもしれません。
サトシ・ナカモトに関して、ツイッター上では以下のような声が挙げられていました。
そう思います。
本物の(というか本物が一人の人間だったとして)サトシナカモトが世に出て来る事は無いでしょうね。— さざなみ (@KAGIYA1000B) 2018年11月9日
これが、サトシナカモトが言ってる社会実験なのかもしれない…🤔
ビットコインが世界共通通貨になるために、POWシステムという究極の資本主義システムが人間の欲望に耐え得るシステムなのかどうなのかの…🤔
— がらがらぽん (@garagarapon21) 2018年11月9日
果たしてサトシ・ナカモトは何を思いビットコインをプログラミングし、どのような将来を思い描いていたのでしょうか。
今後も天才サトシ・ナカモトが始めたビットコインに注目していきましょう!
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