BTCで日常決済できる日も近い!?ライトニングネットワークが好成長

BTCで日常決済できる日も近い!?ライトニングネットワークが好成長

BTC送金時間や匿名性を向上させる手段として「リキッド・ネットワーク」が注目を集めている一方、それの拡張性問題に対するもう一つの解決策「ライトニング・ネットワーク」も進捗状況が良好なようだ。

ライトニングネットワークにおけるノード数が、「4000」を超えるという重要なマイルストーンを達成した。

BTCでコーヒーを買っても冷めない!?LNが順調に成長中!

コカ・コーラ自動販売機に搭載されたことでも記憶に新しい、LN (ライトニングネットワーク)。

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ビットコインの「拡張性問題」に対する解決策として以前から多くの開発者達から関心を寄せられており、それを利用したスマートコントラクトやアプリケーション開発も注目されている。

そんなビットコインコミュニティの「希望の光」となっているLNだが、1ML.comのデータによると、LN上のノード数がついに4000を超え、決済チャネルもまた12500を超えているという。


出典:1ML.com

また、ほとんどのノードがネットワークへ加わってから平均137日という真新しいLNだが、著しいインフラの成長に伴い、同ネットワーク上の流動性も向上しているようだ。

現在のところ、ローンチ後1年未満という短期間で、23.65BTC (約1400万円)が処理されており、各ノードと決済チャネルの平均容量は、それぞれ0.114BTCと0.019BTC。

さらに、取引手数料は1sat(約0.000056ドル)と非常に安価だ。

世界各国で少しずつビットコインの普及が見られる中、ライトニングネットワークがそれを急激に加速化させる「いい触媒」となるかもしれない。

原典:Progress Report: Lightning Network Surpasses $1M BTC Capacity, 4,000 Nodes

ここまでの内容と考察

ライトニングネットワーク上のノード数が4000を超えたという、今回のニュース。

ビットコインの送金手数料・時間が継続して問題となっている中、ライトニングネットワークの開発が進捗することで、ビットコインの普及がさらに進むかもしれませんね。

ライトニングネットワークに関して、ツイッター上では以下のような声が挙げられていました。

「4000以上のノードが存在し、330BTCがチャネルにあることから、ライトニングネットワークが急激に成長していると言える。BTCの拡張性に関する解決策がある今、その価値は高まるだろうか?」

送金手数料が現在でも問題となっているビットコインですが、ライトニングネットワークの商用利用が進むと、安価で瞬時なBTC決済ができるようになるかもしれませんね。

今後もライトニングネットワークの開発やそれの普及に注目していきましょう!