EOSリーク Part.1、Twitterに競合する「分散型ソーシャルメディア」ローンチの噂


EOSプロジェクトCTOがeos.ioの「最大のニュース」と表現するアナウンスメントの内容を、独メディアHandelsblattが流出した可能性がある。尚、現時点でeos.ioによる明日の発表内容は公式に明かされていないため、流出内容の正当性は確認出来ていない。


 
 
れまでフェイスブックのような大企業が完全に利益を独占していたソーシャルメディアでも、一般ユーザーがお金儲け出来るようになるかもしれない。

憶測が憶測を呼んでいた日本時間6月2日午前9時(8 p.m. EST)に発表される予定の内容が、eos.ioの公式アナウンスメントに先駆けて流出した可能性がある。

(現時点では発表内容がeos.ioによって明かされていないため「フェイクニュース」の可能性も否定できないものの)独ビジネス紙Handelsblattの報告によると、ツイッターに競合するようなソーシャルメディアプラットフォームがEOSブロックチェーン上で展開されるという。
 
 
情報がリーク!?ソーシャルメディア革命の始まりか
 

 
上記のような焦らせるツイートをすることで、米ワシントンDCで明日発表されるアナウンスメントのハイプを生み出してたEOS。

Handelsblattによると、明日発表される予定の新プラットフォームは、EOSブロックチェーン開発を手掛ける仮想通貨ベンチャーキャピタルBlock.oneと、ドイツのフィンテックおよびバイオテクノロジー投資家のクリスチャン・アンガーメイヤー氏によって共同設立されるという。

また、ツイッターだけではなく、フェイスブックやInstagramのような機能も備えてた同プラットフォームのユーザーには、広告収入の一部、コンテンツ投稿および「いいね」に対して、トークン報酬が支払われるそうだ。

一般ユーザーは1か月に10ドルから100ドルの収入を得られることが予想されており、6,000万人以上のフォロワーを持つ米国大統領ドナルド・トランプのような著名人は最大100万ドルまで稼げる可能性があるという。

もちろん、Handelsblattの報道が事実無根の可能性もあるが、過去に分散型ソーシャルメディア「Steemit」を構築したことがあるEOSプロジェクトCTO、ダン・ラリマー氏はテレグラムチャットで「6月はeosioの最大のニュースがある」と発言している。

また、アンガーメイヤー氏もブロックチェーン技術を基盤とするソーシャルメディアについて、以前自身のブログで次のように述べていた。

特に伝統的な既存のオンラインコミュニティベースのビジネスモデル(= Facebook、Uber、AirBnBなど)は、トークン化された混乱の大きな危険にさらされている。トークン化によって、最終的にはそれほど多くの投資や「創設者」の監視を必要としないデータやソーシャルメディア製品が作成されるだろう。また、(創設者は)ユーザーのデータを直接使用することで恩恵を受ける一方で、共有したいことや非公開にしたいことを完全に管理したまま、価値創造による利益の大部分のユーザーへ渡すことになる。

さらに、「最大のニュース」が大規模なdApp(分散型アプリ)であることを示唆するように、Block.oneはEOSネットワーク上のRAMを購入するために今月28日に3,300,000EOSをeosio.ramへ送金した。
 

出典:www.eosx.io

 
 
エネルギッシュな最近のEOS
 
明日のアナウンスメント以外にも、最近ではEOSエコシステムの着実な拡大がうかがえる報道が多い。

例えば、今月30日にEOSトークンが米コインベース取引所へ上場したことが公式ブログで明らかになった。

また、テザー(USDT)と深い関係性を持つビットネックス取引所のCTOパオロ・アードイオが、EOSブロックチェーン を基盤とする分散型取引所「eosfinex」のローンチに先駆けて、同ブロックチェーン上でUSDTを発行することを仮想通貨メディアCCNに明かしている。

ステーブルコインが長期的に成長する上で「様々なブロックチェーン」 でそれが展開されることが重要だと強調するアードイオ氏によると、現在USDTはEOS、Omni、イーサリアム、そしてトロンなどの複数の分散型プラットフォームで利用可能だという。

さらに、今年年末までにはビットコイン開発企業Blockstreamと協力して、ライトニングネットワーク上で同ステーブルコインを展開する計画を立てているようだ。

これまで検閲への耐性をアピールする一方で「中央集権化している」という厳しい批判を受けているEOSだが、明日のアナウンスメントには注目だ。
 

もしソーシャルメディアをSteemit以上にもっと分散化できたらどうだろう?ソーシャルメディアの未来では、独立した統治下にある何千ものブロックチェーンがコミュニケーションを取り、円滑なユーザーエクスペリエンスを提供するだろう。

 
 


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