弾みが少ない!?「4000ドル」付近のビットコイン価格

米ドルに対して7.28%程今週末に上昇していた、ビットコイン価格。

しかし、直近24時間でその価格は4265ドルから4030ドルという「5%以上」の下落を見せ、取引量も減少傾向にある。

そんな中、仮にBTC価格が「4000ドル」という価格帯を下回る場合、短期的な価格上昇は中断される可能性が高い、と多くのアナリストは見ているようだ。

直近のビットコインは、4000ドルが重要な価格帯!?

4000ドルを幾度か下回っているものの、ここ2日間その低水準を割ることがなかった、ビットコイン。

>>クリプト時価総額激減、ビットコイン価格が再び4000ドルを下回る

今月2日には、1日の最安値で4030ドルを付けた場面もあったが、その後すぐに4100ドル前後まで回復を見せている。

「The Crypto Monk (クリプト僧)」というエイリアスで知られるアナリストによると、直近12〜24時間に4000ドルのサポートレベルを維持すれば、今後4200〜4400ドルへの上昇する可能があるという。

一方、それが4000ドルを下回れば、短期的な下落が見られる可能性が高いそうだ。

「4000ドルの水準が維持されている限り、再びその価格帯が試されるだろう。」

また、仮想通貨トレーダー兼アナリストである「The Crypto Dog (クリプト犬)」は、今月1日の動きは「強気な動きではない」と分析し、以下のように述べた。

「注意深く進むべき。今回のパンプは強気な動きではなく、価格が上昇すればするほど、継続して上昇する確率が低くなる。弱気市場は終わりに近いが、レンジの外まで超えるような強気な動きには希望も理由もない。ビットコインは、今後数か月で6000ドルを超えることはなく、短期間での上昇は限られているだろう。」

BTC価格の底は最高値から85%程減少した「3000ドル」付近ではないかとビットコイン奨励家が発言している中、年末の市場の動きに注目が集まる。

原典:Bitcoin Price Flirts with Breakout But May Not Yet Have Bottomed

ここまでの内容と考察

短期的なビットコイン市場の上昇について、仮想通貨アナリストが独自の見解を述べているという、今回のニュース。

様々な憶測が憶測を呼んでいる中、テクニカル分析的には底打ちしたとはなかなか言えないようですね。

そんな中、ツイッター上では以下のような声が挙げられていました。

「大衆向けのメディアがビットコインが死んだと叫んでおり、ツイッター上では(ビットコインという)ポンジスキームが終焉したと思い勝利を感じている人もいる。しかし、真実は違い、(ビットコインの)普及は進んでいる。」

また、ビットコインに限らず、最近では仮想通貨「Stellar(ステラ)」のアカウント数が急増していることも報告されています。

ちなみに、BTC市場の直近の動きですが、40分足で見ると現在のところチャネルを上回っています。

この後、どう下落または上昇してくるのかがとても重要です!

今後もテクニカル・ファンダメンタルズに注目しながら、BTC市場の動きに注目していきましょう!