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DGTX価格70%以上の値崩れ、「これはBitmexキラーではない」
- 2019/4/28
- アルトコインについて, 仮想通貨の最新ニュース
ローンチ日を逃したことを発表したクリプト先物取引プラットフォームDigitex Futuresのトークン(DGTX)価格が70%以上下落した。
仮想通貨取引がこれからより盛んに行われるようになることを予期するような報道が最近多い。
例えば、直近では4900万口座が開設されている米国で最も人気な取引プラットフォーム「E*Trade」が仮想通貨の取り扱いを開始することがブルームバーグによって報告された。
このような大手企業が管理する取引プラットフォームは当業界を正当化すると見られているが、その様な取引所のほとんどが中央集権型であるため、仮想通貨の「エトスに反する」との指摘もある。
そんな中で、中央集権型と分散型のどちらもの要素を持つハイブリッドな取引所として、トークンセールスが17分で完売し、ローンチ前から150万人が登録したDigitex Futuresは注目を集めていた。
しかし、そんな期待のプロジェクトも予期していなかった問題に躓いたようだ。
怒りを源に猪突猛進、トッド氏「アーサーが笑い死ぬ」
ビットコインは既に底打ちしているとの声もある最近、何の前触れなく価格が急激に下落した銘柄があった。
これは、同トークンの発行母体であるDigitex Futuresが今回2度目となる先物取引プラットフォームのローンチ遅延を発表したことに関係しているようだ。
同社創設者兼CEOであるアダム・トッド氏によると、 同プラットフォームの構築を担当したSpotware社の成果物が取引プラットフォームとしての基本的な機能を欠いており、「ゴミのよう」だったという。
このことについて、謝罪および弁明したトッド氏だが、Spotware社に対する怒りを隠しきれなかったようだ。
Spotware社が提供したのはDigitex先物取引所ではなく、BitMEXキラーでもない。これがBitMEXの殺し屋になる唯一のケースは、(BitMEXのCEO)アーサーがこれを見て笑い死ぬ場合だけだ。
具体的には、Spotware社が納品したプロダクトにはバグが多く、例えば取引量が表示されていなかったり、レバレッジ調整が不可能で、またポジション解消に問題があったという。
このような現状を踏まえた上で、「unyielding motherf**ker (屈しない奴)」として猪突猛進することを決意したトッド氏は、これからプロダクト開発を自身で監督し、そのために新たなチームメンバーの採用を既に始めたようだ。
ダブリン市で構築したコードベースがあるため、白紙に戻るのではない。時間枠に満足していなかったので、Spotware社を使用したが、今は元のコードベースを使用し、それを中心にチームを結成する。
また、「怒りを源」に毎日12時間働くことを3ヶ月行うことで思い描く製品をローンチすると机を叩き、今後数週間で発表される次回のローンチ日には素晴らしい取引所が実際に展開されることに対して「あなたは人生を掛けられるだろう」と首筋の青筋を立てて力説した。
ローンチ日を二回逃していることもあり、もう後がないDigitex Futuresだが、このような大ピンチな今がCEOトッド氏の「腕の見せ所」かもしれない。
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