eToroのCEO「仮想通貨の売却は2001年にアップル株を売却するのと同じ」

eToroのCEO「仮想通貨の売却は2001年にアップル株を売却するのと同じ」

ビットコインが登場して以来、多くの人が、仮想通貨は崩壊すると予測した。

仮想通貨の価格推移は、過去の「チューリップバブル」や1929年の「株式市場の暴落」、「ドットコムバブル」などの世界的な出来事と同じではないかとされているが、仮想通貨の価格下落後も業界は、引き続き新しい投資家を惹きつけている。

これは、仮想通貨の革新的な技術に期待しているのだろう。

また今回、インターネット取引のプラットフォームeToroのCEOであるYoni Assia氏は、

「仮想通貨の新興企業の90%は何もなしで終わるであろう」

と述べた。しかし彼は、これらの企業はドットコムバブルより様々な可能性があると示唆。

そのドットコムバブルは、1995年から2000年にかけて適切なビジネスモデルなしで形成された「.com企業」に多額の投資を行った流行の事をいう。

一方で今日、世界中の人々がホワイトペーパーに新しいアイデアを記す事ができ、これに億万長者が期待を込めてICOに投資を行う。

さらにAssia氏は、仮想通貨の核となる「ブロックチェーン」はFacebookやGoogleが成長してきた時と同じようにまだまだこれから良くなっていくという見解を持っている。

つまり今は価格が安いからといって仮想通貨を売ってしまうのは時期早々だという。

それついてアップルが2001年から2005年にiPod、iBookを導入し、Mac OSを改善した後、急激に株価が上昇した事を引き合いにしてAssia氏は、

「仮想通貨を売る事は、2001年にアップル株を売るようなものである」

とも発言していた。

原典:「‘Selling Crypto Now Is Like Selling Apple in 2001’: eToro CEO

ここまでの内容と考察

現在価格が下がっている仮想通貨ですが、Assia氏がいうには、今仮想通貨を手放すのは早いとの事。

価格こそ下がっていますが、多くの金融機関などで仮想通貨やブロックチェーンの活用が進んでいます。

これからますます私たちの日常との距離が近くなる中で、アップルが急速に伸びたような動きを見せるか、今後の動向に注目していきましょう!