Ripple社、1億ドル規模の巨大慈善プログラムをスタート

先日の高騰をもって、再び世間にその存在感を見せつけた人気仮想通貨、XRP(リップル)。

そんなXRPの開発・運営元であるRipple社が、新たに「慈善プログラム」をスタートさせる模様だ。

出資額は1億ドル超!巨大プロジェクトの全貌とは

今回Ripple社が手掛ける慈善プログラムのタイトルは、ずばり「Ripple For Good」

これは教育・金融の分野で様々な問題を抱える人々を救うべく、同社が独自で打ち出したプロジェクトとなっている。

具体的なプログラムの内容としては、同社が6月に複数の名門大学と共同で立ち上げた教育機関「UBRI(Univesity Blockchain Reserch Initiative)」を通じ、より多くの人々にいわゆる「フィンテック分野」の教育促進を図っていく予定だ。

これまでRipple社は既にUBRIに対し、累計8000万ドル(約88億円)もの大金を寄付しており、更にこのタイミングで約2500万ドル(約27億5000万円)を追加出資するとの事。

これで合計額は、1億ドル(約110億円)を超える事となる。

今回の大型プロジェクト敢行について、同社執行役員のChris Larsen(クリス・ラーセン)氏は、

「私たちには、現実世界の諸問題を解決する義務がある。皆がブロックチェーン技術を有効的に活用し、こうした問題にフォーカスすれば、世界20億人以上の銀行口座を持たない人々が、経済的市民権を得る事が可能となるだろう。」

と、将来への期待を込めたコメントを寄せている。

巨大イベント「SWELL」を目前に控え、大規模なプロジェクトを打ち出し続けるRipple社の躍進ぶりに、世間からの熱い視線が注がれている。

原典:Ripple for Good Supports Education and Financial Inclusion with $100 Million Commitment

ここまでの内容と考察

世界的に人気な仮想通貨XRPの開発企業であるRipple社が、慈善事業の一環として新たな教育プログラムをスタートさせるという、今回のニュース。

本文中にも記載した通り、最近のRipple社の活躍ぶりはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、ユーザーもその動向に大きな反応を見せています。

SWELL等の楽しみなイベントはもちろんのこと、実際の通貨であるXRPの値動きにも上記ツイートの通り、非常に注目が集まるところ。

日々拡大するRippleネットワークは、今後どこまでそのリーチを伸ばしていくのでしょうか。

同社のこれから、ひいては仮想通貨市場全体の動向から、ますます目が離せません!