快進撃継続中!XRP(リップル)が100%超の高騰で時価総額2位へ

快進撃継続中!XRP(リップル)が100%超の高騰で時価総額2位へ

興奮と熱狂は止まらない。

昨日朝の時点で、驚異の40%価格上昇を果たし、仮想通貨市場全体に大きな衝撃を与えた、時価総額ランキング3位の銘柄「XRP(リップル)」。

22日現在、その勢いは収束するどころかますます加速し、昨日から更に倍以上の100%超成長を見せているのだ。

イーサリアム撃破?瞬間最大風速を見せる主な要因とは

XRPがここまでの急騰を果たした主な理由は、昨日の40%成長時にも述べた通り、大まかに分けて3つほど挙げられる。

まず1つは、現在急拡大中の国際的決済・送金ネットワーク、「Ripple Net(リップルネット)」の存在。同空間では原則的に、XRP(通貨)の使用を必要としないものの、その利便性の高さゆえ、爆発的な人気が出始めている。

Ripple Netの普及に引っ張られる形で、通貨であるXRPにも顧客が流入したのではないかという推測だ。

2つ目は、同じくRipple社が開発を続ける製品、「xRapid(エックスラピッド)」が間もなくリリースされるという事実。

同システムはRipple Netと異なり、XRPを実際に使用して、外国為替を行う事ができる空間を提供している。

以前から近日中のリリースがアナウンスされていた事もあり、同製品の動向に関しては周囲からの反響も非常に大きく、それに比例してXRPの価格が高騰したというシナリオは何も不自然ではないだろう。

そして最後は、来月10月1日に米サンフランシスコで開催される、Ripple社主催の仮想通貨イベント(会議)、「Swell 2018」の存在だ。

同イベントでは、Bill Clinton(ビル・クリントン)元米大統領を始めとして、各界の著名人が集まる予定となっている。彼らの発言次第では、相場が大きく動く可能性もあるため、投資家たちの視線も熱く注がれているというわけだ。

以上、3つの主な要因に支えられ、爆発的な値上がりを見せているXRPだが、更に注目すべきはその時価総額だ。

なんとXRPは、たった2日間でイーサリアムを抜き去り、ランキング2位に躍り出たのだ。

当然の事ながら、それに比例して通貨の取引量も急増し、日本の大手取引所Bitbank(ビットバンク)では、一時的に取引所全体の約8割をXRP取引で占めたという情報も入ってきている。

まさに「異常」とも形容可能なその値動きは、以下のチャートを見る限りでも一目瞭然だ。

xrp-chart
XRP価格推移

テクニカル的な投資目線で見れば、今後さらに値上がりをする可能性があるとまで言われている、XRP。

復活したスター銘柄が追うのは、王者ビットコインの背中だ。

原典:Ripple Passes Ethereum to Claim Number Two Ranking on CoinMarketCap

ここまでの内容と考察

時価総額ランキング3位だった仮想通貨XRPが、直近2日間で80%超成長という驚異的な数字を記録し、同ランキング2位まで躍り出たという、今回のニュース。

様々な要因が絡み合う中とはいえ、ここまでの急騰を見せるとは、およそ誰も予想していなかったはずです。

Swell 2018の開催も含め、将来的な期待値が非常に高くなっている同通貨は、果たして本当にビットコインをも上回る事ができるのでしょうか。

また、XRPが有価証券か否かというSECの判断は、今後どのような影響を及ぼすのでしょうか。

通貨としての「価値」により注目しながら、今後もXRP普及の進捗を追っていきたいですね。