ロジャー・バー氏吠える!ハッシュ戦争はBitcoinABC開発の「圧勝」か

ブロック番号「556766」から日本時間の今朝方に発生した、BCHハードフォーク。

一つのコインしか生き残れないと言われていた同ハードフォークは、思いがけない方向に進んでいる。

>> 生き残れるのは1つのコイン!?「BCHハッシュ戦争」のキープレイヤーに注目!

ハッシュレート獲得率で、Bitcoin SVよりもこれまで劣勢だったBitcoin ABCが、ハッシュ戦争で大幅にリードしているようだ。

元ビットコイン・ジーザス、Bitcoin.comにブーストをかける

BCHネットワーク上で70%以上のハッシュレートを獲得していたはずの、Bitcoin SV。

しかし、Coindance(コインダンス)によると、Bitcoin ABCが継続してブロック生成に成功している一方、Bitcoin SVのトランザクションは「Pending(保留状態)」だ。


出典:コインダンス公式サイト

尚、BCHABC価格が16%以上上昇したのに対し、BCHSV価格は47%以上急落した。

 
現状ではこのような結果となっている背景には、BCH奨励家であるRoger Ver (ロジャー・バー)氏が運営するBitcoin.comのマイニングプールが、ハッシュレートを急激に増加させたことが挙げられる。

それというのも、ハッシュ戦争が始まるまでの「BCHネットワーク全体のハッシュレート」よりも多いハッシュレートをBitcoin.comがブーストしたようだ。

つまり、BCHネットワークにおける51%以上のハッシュパワーを、Bitcoin ABCが支配下に収めたということ。

これにより、Bitcoin SVがBitcoin ABCに対する攻撃に成功することはほとんど不可能といえる。

ハッシュ戦争の現状に関して、仮想通貨アナリストであるJoseph Young (ジョセフ・ヤング)氏は以下のように考察した。

「Bitcoin Cash(ABC)では、より多くのハッシュパワーやアクティビティが確認され、4倍という高値をつけた。BCHの勝利だ。(ビットメイン社CEOの)ジーハン・ウー氏と中国マイナーは必要なかった。BCHへ51%攻撃をするには十分ではない。また、 BSVノードはクラッシュしていると報告されている。」

一方、Bitcoin SVを推奨するnChain(エヌチェイン)開発チーム率いるCraig Wright (クレイグ・ライト)氏は、

「ハッシュ競争は短距離走ではなく、マラソンだ。勝利の確信を急ぐな。」

とツイートし、Bitcoin.comがハッシュをレンタルしていることについて言及した。

Bitcoin ABCが完全にBitcoin SVを抜き去っている中、これからどのような展開が待ち受けているのだろうか。

原典:Bitcoin Cash War Begins: Hash Power of BCH Increasing Rapidly

ここまでの内容と考察

Bitcoin.comがハッシュレートを大幅にブーストさせたことにより、Bitcoin ABCがハッシュパワーでBitcoin SVを大きく上回ったという、今回のニュース。

Bitcoin.comの他にもマイニング大手であるBitmain (ビットメイン)社がBitcoin ABCの後ろ盾をしており、9万台のマインニング機器がいつでもBTCマイニングからBCHマイニングへ移る準備が整えられていると言われています。

ハッシュ戦争の戦況について、ツイッター上では、ビットコインキャッシュの「中央集権化」を懸念するような、以下のような声が挙げられていました。

「仮に、個人が簡単に一日前のものよりも多くのハッシュレートを獲得できるということは、糞コインを攻撃するのがどれくらい安いかということを示すといえる。個人レベル(の資金量)であり、政府レベルですらない。」

「これからネガティブなガンマがBCHコミュニティからいなくなる。おめでとう!」

現状では、Bitcoin ABCの大勝利とも捉えることができますが、今後はどのような展開が繰り広げられるでしょうか。

Bitcoin.comがハッシュのレンタルを今後も継続するかや、ビットメイン社の動向についても注目ですね。

今後も新しいビットコインキャッシュのハードフォークを追っていきましょう!

 

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