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米ギャラクシー・デジタルCEO、「2019年」と「2020年」に大波が到来する
- 2018/12/2
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨関連のビジネスが今年の弱気市場でダメージを受けている中、依然として直近のクリプト市場に前向きな人物がいる。
かねてより、年末ビットコイン価格に対して強気の発言を繰り返していたMike Novogratz (マイク・ノボグラッツ)氏が、長期間低迷しているクリプト市場について先月30日に行われたカンファレンスで言及した。
46億円失うものの長期的には前向き!?「気が滅入る」
「トークンにとっては、酷い弱気市場だ。気が滅入る理由はたくさんある。」
上述のように、弱気市場に対する不満を語ったのは、以前からクリプトに強気なマーチャントバンクとして知られているGalaxy Digittal (ギャラクシー・デジタル)社の創設者、ノボグラッツ氏。
今年第3四半期の損失総額が約46億円にまで達していると報道されたことが記憶にも新しいものの、同氏は依然としてブロックチェーン技術に「長期的なコミットをする」という。
>>毎月17億円の損失、ノボグラッツ氏率いるGalaxy Digitalは大ピンチ!?
また、今年の仮想通貨市場に関して、主要通貨にとっては厳しい状態が続いたが仮想通貨の普及と既存分野への統合という面では成長が見られた、と振り返り以下のように続けた。
「2019年、2020年に本格的な普及が見られると思う。例えば、eゲームなどのデジタル世界におけるの安価なアイテムを購入するなどで、人々がブロックチェーンに参加しやすくなる。我々は、この分野に大きな投資をしている。」
さらに、直近で確認された複数回に及ぶ急落について、
「売り注文の殺到は、SECがいくつかの不正ICOを厳しく取り締まっているからだ。また、個人投資家は、ほとんどの場合で(ICOプロジェクトに対して)賠償を求められる。人々は非常に緊張している状態だ。」
と述べた。
来年の第1、2四半期には機関投資家の本格的な市場参入が見られるだろうと発言している同氏だが、クリプト市場の次の「波」が来るタイミングに注目が集まる。
原典:Vitalik Buterin: Blockchain Utilities To Be More “Purely Digital”
ここまでの内容と考察
仮想通貨に強気なノボグラッツ氏が弱気市場について独自の見解を述べたという、今回のニュース。
損失額が日々増加している同氏率いるギャラクシーデジタルですが、果たして同社の戦略は吉と出るのでしょうか。
ツイッター上では、同氏に関する「意外なコメント」が挙げられていました。
Such a weird fact that @novogratz and @ethereumJoseph were roommates at Princeton decades ago.
— Mike Dudas (@mdudas) November 21, 2018
「プリンストン大学で、ノボグラッツ氏とイーサリアム創設者のジョセフ・ルービン氏がルームメイトだったことが奇妙な事実だ。」
ちなみにですが、ギャラクシーデジタルの損失額がよく話題となっていますが、それにはコインを保有し続けたことにより失った含み損も多く含まれています。
しかし、仮想通貨初期から市場へ参入していることもあり、急激な下落を見せたETHですら何十倍というリターンを得ていることでしょう。
やはり「先見の明」は特にブロックチェーン業界では重要ですね。
今後も仮想通貨市場を盛り上げていくようなクリプト企業に注目していきましょう!
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