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BTC価格5800ドル超える、敏腕アナリストの見解は?
- 2019/5/4
- 仮想通貨の最新ニュース
直近のBTC市場の動きを受けたテクニカル分析プロが、短期的な下落を示唆しながらも、今年下半期に強気市場が始まる可能性があることについて述べたことをブルームバーグが報じた。
ビットコインの時価総額が昨年の11月ぶりに1000億ドルを突破した。
既にBTC市場は「底打ちした」と主張する専門家も少なくない中、直近ではどのような動きが見られるのだろうか。
ファンドストラット社のロバート・スルイマー氏によると、BTC価格6000ドル付近の抵抗線で戻しが予想されるものの、長期的には「強気市場を示すチャートが形成され始めている」という。
ビットコインは「蓄積期」へ既に突入している!?
Bitcoin Price Index, Historical Chart and Market Cap
200日移動平均線と第1四半期の取引範囲を上回って価格が推移していることが、長期回復の「初期段階の発展」だとスルイマー氏は考えているようだ。
ビットコインが4300ドル近くに再び達しないという結論に至るには時期尚早だが、トレーダーや投資家は強気目線で長期的なチャートの形成に集中することを推奨する
具体的には、6000ドルという価格帯が突破されることが予想される下半期の回復を見越し、直近の戻しを利用してBTCの蓄積を第2四半期に継続するべきだという。
しかし、ビットコイン市場が好調に上昇し続けるとは限らない。
例えば、テクニカル分析においてツイッター上で有名なジョッシュ・レイガー氏は、「可能性のあるシナリオ」として、先月に以下のように述べた。
$BTC – possible scenario
Bitcoin continues to make its way up to the peak interest area at $6400+
Lots of historical volume at this level and would create peak fomo
This is where people who bought previously at $6k have the opportunity sell to fomo buyers before a retrace pic.twitter.com/XaUZvByhB2
— Josh Rager 📈 (@Josh_Rager) April 24, 2019
ビットコインは6400ドルの領域までの道を歩み続ける。この価格帯は歴史的に取引量が多いため、FOMOのピークとなる。6000ドル付近で購入した人が、扇動されて購入する人へ(値が)戻される前に売る機会がある場所。
(*FOMOとは、機会を逃すまいと焦って投資する心理状態のこと。)
また、今年4月初旬や今回のようなビットコインの急激な値動きがFOMOを引き起こす可能性もある。
それというのも、レイガー氏によると、「恐怖または安値更新への期待」のため、多くの投資家は3400ドル付近でポジションを持てていないという。
それ故に、一部の専門家は「次回の強気市場には乗り遅れたくない」というFOMOが直近の市場を押し上げるかもしれないと考察している。
が、2017年の11月のような凄まじい高騰を発生させるようなものまでにそれが発展するとは考えにくい。
当時のように、これから3週間でBTC価格が2万ドルに達することを予期する投資家はあまりいないだろう。
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