ビットコイン救世主、露スパイとデートしてOverstock.com代表取締役から退く


仮想通貨業界が「ビットコイン救世主」と呼び親しんでいたパトリック・バーン氏が、米ユタ州を拠点とするeコマース企業Overstock.comの代表取締役から退くことを今月22日に発表した。


 
 
 
 
ロックチェーン技術の将来性を業界初期からアピールし続けてきたビットコイン救世主は、思いがけない理由で当業界を去るようだ。

パトリック・バーン氏が、露スパイとして活動していたことを認めたマリア・ブティナ氏との交際、保険引受リスク、またその他の理由を踏まえた上でOverstock.comの代表取締役を辞任した。

尚、プレスリリースによるとOverstock.com子会社「Medici Ventures」のプレジデントを務めるジョナサン・ジョンソン氏が、同社CEOに就任するようだ。
 
 
辞める理由:ロシア工作員とのロマンス!?
 
Overstock.comがこれまでブロックチェーンを活用した土地権利管理やセキュリティトークンプラットフォームなど「世界で最も重要なブロックチェーンKeiretsu (系列)」を生み出したことに胸を張るバーン氏だが、今月22日から同社CEOおよび取締会役員メンバーから退くという。

その理由についてプレスリリースでは明言しなかったバーン氏だが、Foxニュースのインタビューで「国家の闇調査」に巻き込まれたと主張し、「ワシントンが(同氏を)埃となるまで磨り潰す」可能性が高いため、これまで築き上げてきた企業との関係性を絶つことを決心したと述べた。

バーン氏によると、同氏は2015-16年に「FBIよりも上の政府関係者」から疑わしい任務を命じられたそうだ。

具体的な活動に関する発言を避けたバーン氏だが、「ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏に対する政治的スパイ」に関連する任務だったという。

また、外国エージェントとして行動した罪を認めた後に懲役18ヶ月が判決が今年4月に言い渡されているマリア・ブティナ氏との交際もその一環だったそうだ。

著名リバタリアンのバーン氏は、ブティナ氏とロシアの歴史、文学、哲学に関する会話で意気投合したものの、交際が進むにつれて、大統領選挙関係者に対するブティーナ氏の強い関心がバーン氏を懐疑的にさせたという。

そこでバーン氏はブティナ氏の動向をFBIに報告したが、連邦捜査局は二人の関係を継続することを奨励。

また、このような「政治的スパイ」に関する任務は元局長ピーター・ストルゾク氏とアンドリュー・マッケイブ氏の指図だったとバーン氏は主張し、その指示には従ったものの恋愛関係は断ち切っていたことを強調した。

尚、バーン氏は「口止め料として10億ドル」をオファーされたが、「殺鼠剤を2乗したようなもの」発言でお馴染みの伝説の投資家ワーレン・バフェット氏のアドバイスもあり、報道機関へ情報を提供することを決意したそうだ。

 
 


 
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