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ビットコインに依然として強気!敏腕市場アナリストの「年末20000ドル説」
- 2018/11/1
- 仮想通貨の最新ニュース
グローバル株式市場が激しい動きを見せるここ数週間、驚くべきことにもビットコイン市場は比較的安定している。
このことに関して、BTC価格が2万ドル以上に達するという強気姿勢を保つFundstrat(ファンドストラット)共同設立者のTom Lee(トム・リー)氏は、「嬉しくビックリしている」という。
底をついたか、これから注目が集まる年末BTC価格!
米国長期金利が触媒となり、世界的な株安が発展してる現在のグローバル株式市場。
世界的にも大きな話題となっている同市場で、株価の変動が激しさを増す一方、ビットコインの価格変動はかつてないほど小さくなっている。
この事実に関して、ビットコイン市場が世界経済・情勢に左右されないという見解がある中、ウォールストリートの敏腕市場アナリストであるリー氏も、それに賛同するような以下の発言をした。
「ビットコインの時価総額の観点から考えると、これは驚くべきことだと思う。 2000億ドルと評価されている仮想通貨市場全体の時価総額と、(現在市場が揺れ動く)90兆ドルの規模であるグローバル資産と比べると、(変動が少なかったビットコイン市場に対して)私は嬉しくビックリしている。」
しかし、ビットコインの価格変動の減少が称賛されるものの、ビットコイン市場は、(BTCUSDで取引されることが多いため、)直近の「米ドルの強まり」という大きな逆風に直面している、とも見られている。
未だ健在!ビットコイン年内2万ドル説
同氏がビットコインに対して肯定的な発言をするのは、今回が初めてではない。
以前からビットコイン市場を市場心理やマイニングの観点から分析しており、BTC価格が年末に高騰する可能性について唱え続けていた。
また、同氏によると、6,000ドルがBTC価格の「床」であり、現段階では弱気市場を転換させるのに必要な法定通貨の市場への流入が確認されていないが、今年年末までにはその水準を達するという。
その理由として、同氏はBakkt(バクク)、Fidelity(フィデリティ)、ErisX(エリス・エックス)が発表している機関投資家向けの仮想通貨サービスを挙げ、それらが機関投資家の市場参入を促進するとした。
後2ヵ月を残した2018年、答え合わせの時間はあと少しに迫っている。
原典:Bitcoin Bull Tom Lee ‘Pleasantly Surprised’ by Drop in Crypto Volatility
ここまでの内容と考察
ビットコイン奨励家・市場アナリストであるトム・リー氏が、グローバル株式市場を踏まえての現在の仮想通貨市場について言及したという、今回のニュース。
同氏が指摘するように仮想通貨市場への影響は少なかったかもしれませんが、だからといって同市場へお金が流れているわけでもないようですね。
市場が成熟していない現在、ビットコインを「価値の保存」手段として、株式市場のリスクヘッジという用途で使用するのは難しいかもしれません。
しかし、最大発行枚数量が2100万枚ということや、アルトコインとは比類ないセキュリティ、ガバナンス、また時価総額を考えると、将来的には法定通貨よりも信頼できる「価値の保存」手段になるかもしれませんね。
今後も長期的な目線でビットコイン市場を見ていきましょう!
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