- Home
- ビットコインは踏ん張り時!?米経済学者「やるか、死ぬか」
ビットコインは踏ん張り時!?米経済学者「やるか、死ぬか」
- 2018/11/9
- 仮想通貨の最新ニュース
ビットコイン価格が年内に2万ドルに達するという声がある中、弱気市場が継続している2018年。
多くの投資家が頭を抱える中、ジョージメイソン大学の教授である経済学者Tyler Cowen (タイラー・コーウェン)氏は、クリプト市場の暴落を「有益」だと見ているという。
仮想通貨、今は「やるか・黙る時」
「仮想通貨は、社会的価値を証明しなければならない段階にある。それはどういう意味だろうか?インターネット上のメディアに支払うマイクロペイメントだろうか。あるいは、社会保障番号の下4桁を見知らぬ人に伝える必要をなくすような、ブロックチェーンを使う身分証明だろうか。」
上述のように仮想通貨やブロックチェーン技術の将来を問うのは、米経済学者コーウェン氏。
同氏によると、市場崩壊は必ずしも「技術の終結」を意味するものではないという。
ICO市場に「妙なアイディア」が出回っていることを同氏は厳しく指摘し、それに関連付けるように、
「インターネット株は2000年から2002年にかけて急落したが、その際に悪い会社を掃除し、アマゾンやグーグルを含む企業を始めとする技術革新の道を開いた」
とドットコムバブル崩壊について言及した。
しかし、ビットコインは 「do or die (やるか死ぬか)」というフェーズにある可能性が高いと述べ、
「ビットコインと他の仮想通貨は、やっとお金を受け取られた会社のように考えることができる。 私は控えめに楽観的だが、やるか・黙る時だ。 この瞬間が、再び起業家のベストを引き出すことを願っている。」
と現在の仮想通貨市場を見定めた。
分散型アプリ普及の進捗が悪く、市場が冷え込む大事な局面にある仮想通貨業界。
クリプトが次のステージに進めるかに、多くの経済学者が注目している。
原典:Economist: It’s Time for Bitcoin to ‘Put up or Shut up’
ここまでの内容と考察
米経済学社が仮想通貨市場の暴落が有益だと発言したという、今回のニュース。
仮想通貨業界をバッシングすることで有名な米経済学者ルビー二氏とは全く異なるような仮想通貨に対する意見ですね。
新興企業のほとんどは失敗に終わると一般的に言われていますが、もちろんそれにはICOで資金調達を行う仮想通貨スタートアップも含まれます。
スタートアップの生存率に関して、以下のようなコメントがツイッター上で話題となっていました。
スタートアップ生存率。
何度見ても身が引き締まる思い pic.twitter.com/N5kGMXN9uy— 鮫島昌弘 (@NestHongo) 2016年10月26日
20社にユニコーン・スタートアップが誕生するとなると、急成長を目指すスタートアップが1万社くらい必要になります。
スタートアップの5年生存率が5%であると考え、その中のさらに5%がユニコーンになるとすると、出現率は0.25%… #NewsPicks https://t.co/q7qZ1MUi6d
— Kazuhisa Shibayama (@Kazu_Shibayama) 2018年6月8日
最近ではICOを実施するプロジェクトが減少傾向にあるかもしれませんが、果たしてICOブームは再来するでしょうか。
大波を予感させるSTOにも注目しながら、今後もブロックチェーン技術を使用する革新的な資金調達方法に注目していきましょう!
⇒シビアなSEC、分散型取引所「イーサデルタ」は証券取引法違反か
⇒ビットコイン先物取引は時期尚早?専門弁護士が語る懸念点とは
⇒元Google会長、イーサリアムは「強力なプラットフォーム」になる
⇒アルトコインへ宣戦布告、サメがBCHハードフォークを狙い撃ち!?
⇒カリフォルニア州、「最新テク推進派」副知事が中間選挙に勝利!
☞ステラ(XLM)、史上最大エアードロップで約140億円をばら撒く!?