Earn.com創設者が語る「価値創造チャンスとビットコイン合理主義について」

Earn.comの創設者Lily Liu(リリー・リュー)氏に、仮想通貨ニュース.comが独占インタビュー!
 
 
「なぜビットコイン?」の答えは、実はとてもシンプルなのかもしれない。

最低でも、米国シリコンバレーのエンジェル投資家として仮想通貨分野やそれ以外へ出資したり、将来性がある企業やプロジェクトのアドバイザーとして活動している、リリー・リュー氏はそのように思っているようだ。

リュー氏は、「マイクロペイメント(少額決済)」としての仮想通貨のユースケースに焦点を当てたサービス「earn.com」を2015年に構想。

同サービスは、2018年に米大手取引所コインベースからなんと1.2億ドル以上で買収されたと報道されている。

そんなシャープなビジネスマインドを持つリュー氏が編集部に語ってくれた、コインベースを魅了したearn.comのインスピレーション。

一般投資家から機関投資家まで惹きつけるビットコインのバリュー・プロポジション(提供する価値)。

そしてこれから目が離せない仮想通貨によって形成される新市場のバリュー・クリエーション(価値創造)について、ありのままお届けする。
 
 

ーリリーさんのこれまでの経験について教えてください!

もともと私はスタンフォード大学で医者になるために勉強に励んでいたんですが、友達を通じて、医学とは全く異なる銀行業界へ興味を持つようになりました。

当時は金融についてなど何もわからなかったのですが、それでもなぜか興味があったんです。

香港のモルガンスタンレーでインターンシップを経験した時に、「あなたの経歴にちょっと懐疑的だけど雇うよ」とさえ言われてたことを今でも覚えています (笑)

その後、医師になって窓も無いような部屋で20代をずっと過ごしたくないなと考えるようになり、また紹介されたコンサルティング関連の仕事が銀行業務よりも自分に合っているなと思い始めました。

というのも、今まで自分が全く知らないことを学べたり、体験ができるコンサルティングはとても興味深い。

コンサルティングファームでは、ある日に銀行や製薬会社関連のことをやったと思えば、次の日にM&Aや国際成長戦略に関することに携わったりします。

もちろん最初は自分が何が知らないすらも分からないような状態でしたが…。

教養があったとしても、実用的なスキルがなかった大学を卒業してから直ぐは、やはりメンターや実務経験をこなすことがやはり重要ですね。

仮想通貨業界は誕生した初日から「グローバルな業界」だとよく言われていますが、コンサルティングファームを通じて世界の様々な地域で働くことはキャリアの早い段階で経験できたのはラッキーだったと思っています。

例えば「Transnet (トランスネット)」と呼ばれる南アフリカ国営企業の鉄道事業に携わったり。

後は、インドネシア国営石油企業の運送関連の事業や、中国で銀行や製薬関連のプロジェクトにも参加しました。

 
 

ーリリーさんはスタンフォード大学で政治や経済を勉強しただけでなく、ハーバード大学で東アジア研究も学んだとお聞きしましたが、本当に様々なことに興味をお持ちなんですね。

そうかもしれませんね。

でも、大学に入った当時は本当に医者になると思っていましたよ。

特にアメリカの中国系の家庭では医者になることを求められていることが多いですしね (笑)

だから、「医者になる」というのが私のキャリアプランでした。

それでも、私は幼い頃から様々なことに興味を持っており、例えば12歳の時に私は初めて中国へ旅行したのですが、社会の変化のスピードに驚愕したのを覚えています。

特に、激しく変動した近代史と比較すると、中国の変化はとても著しい。

というのも、何もすることがなかった9歳の夏休み中に、「Life and Death in Shanghai (上海の長い夜)」という文化大革命で全てを失った女性の60-70年代の伝記を10回くらい読んだことがありました。

彼女の悲惨すぎる経験は私にとってはもはや非現実…。

美しいサンフランシスコのベイエリアで育った私にとって、この伝記に書かれていたような文化大革命のような実際にあったことを想像するのは難しかったです。

私が中国へ旅行に行ったのは90年代だったんですが、20年前の当時の様子は全く見られなかった。

だから、人口の多い中国のような国が、短期間でどのように新たな社会の仕組みへ移行できたのかは私にとってとても興味深かったんです。

政治学、経済学、国際関係論、東南アジア学などについて勉強したのも、中国の政治・経済の再編がどのように起こったのかを知りたかったことが理由。

また、このような学歴が後のプロジェクトやビットコインへの関心にも繋がったと思います。

例えば、大学の卒業論文で中国のヘルスケア改革を研究したのですが、2011年に中国で私立病院のプロジェクトでCFOを務めた時に、病院の民営化がいかに必要で、長期的なトレンドなのかを理解できました。

また、2013年くらいからビットコインを耳にするようになった時も、最初はスキャムか何かだと思いましたが、よく調べるとそれが単なる麻薬を購入するためのお金でないことも分かりました。

なぜなら、ビットコインは「国家」という概念のコアに触れるようなものだから。

お金がどのように機能するかや、人々がどのようにまとまったり、経済に関する様々な世界観が議論されるビットコインに惹かれましたね。

テクノロジーが私たちの世代を定義するような最大の「エッジ」となっていることは明らかで、ビットコインの分散型台帳のようなイノベーションは大きな可能性を秘めていると思います。

この技術により、どんな市場が誕生するかや、これまでの権力関係がどうに変化するかは面白そうですよね。
 
 

ーリリーさんが設立したearn.comはどのように始まったのですか?

始まりは曲がりくねったような道みたいでしたね。

2015年に米国へ帰国した時に、私はビットコインに興味があったんですが、当時はそこまで多くの市場参加者がいたわけではなく、どちらかと言えば一部の人たちのためのものでした。

また、企業がマイニングへ投資し始めたばかりで、企業による大規模なマイニング事業が始まったばかり。

中国はマイニング市場における地位を確立し、BTCハッシュレートは多くの人々が予期していたよりも物凄く速いスピードで増加していました。

それと同時に、マウントゴックスの一件でBTC価格は底へ落ちており、Bitfury社のような優れた経営をしていた企業を除き、多くのマイニング事業がビジネスから離脱。

そんな中、ビットコインマイニングへ持続不可能なリソースを注いでいた21 Inc という企業から、コンサルティング依頼があったんです。

この企業は1億ドル以上の資金調達に成功し、その内3000万ドルをデータセンター、マイニング機器、マイニングチップ、また価値のないような知的財産に使っていました。

また、3000万ドルを現金で持っており、8000万ドルが長期負債。

だから、ビジネスとしては方向転換する必要が絶対にありました。

なぜか私はこの依頼にイエスと答え、2015年5月から再編に関わることに。

とは言え、マイニングのためのデータセンターしかなく、製品はなし。

なんとかこの状況から抜け出し、機能する製品を考え出さなければなりません。

企業を一からやり直す感じですね。

Earn.comはこの様な背景のもと誕生したんです。

出典:earn.com

まず、仮想通貨の強みを捉えた様な「新しい経験は何か?」を考え始めました。

マイクロペイメント関連の色々なアイデアはあったんですが、一番に「100万人以上の消費者が実際に欲するようなものは何か」を考えました。

その時に、メールに対して料金を払うというアイデアがあったんです。

ビットコインを先駆けるデジタルキャッシュのアイデアが「メールのスパム対策」に関する概念に基づいているのと似ており、earn.comはメールの対応に対して仮想通貨を支払います。

これにより、一日に沢山送られてくるeメールの内、本当に中身があるものを探すのが手っ取り早くなりますよね。

また、アンケートに協力するなどの他のタスクへ時間を回すこともできます。

他にも、アプリのダウンロードやレビューを書くなどの様々なマイクロタスクをお願いすることも可能。

これらがアイデアの種で、それから「あなたの時間のためのマーケットプレース」というようなフォーカスの転換を行っていきました。

それでも、理論的には仮想通貨という新たな技術を採用することで、より流動性のあるマイクロタスクの市場を形成できるということが根底にあります。

仮想通貨なら世界中の誰にでもタスクに対する報酬をすぐに与えることが出来る。

これは、ギフトカードのなどの支払い方法を採用する既存サービスでは不可能です。

ちなみに、最初は「21 InBox」という名前のサービスだったのですが、earn.comというパーフェクトなドメイン名を取れたことはラッキーでした。

 
 

ーearn.comでは仮想通貨でユーザー同士が直接やり取りをするんですか?

コインベースが今どんな方法をとっているかまではわかりませんが、例えばあなたがeメールの返信を欲しい場合、まずプラットフォームへ支払い、プラットフォームがタスクを行なった人へ支払いをします。

というのも、earn.comはそもそも中央集権型のサービスとして構想されました。

アイデアとしてはUberと同じです。

ユーザーがドライバーへ直接支払うのではなく、プラットフォームがドライバーへ払います。

このような方法を採用した理由は、マイクロペイメントをオンチェーンで行うのには時間がかかり、経済的に実用的とは言えなかった。

ライトニングネットワーク」がこれを変えてくれることに期待していますが、2016-2017年ではオンチェーンの支払いが合理的でなかったため、earn.comが仲介者となる必要がありました。

また、規制の観点からユーザーを雇っている風には見せかけるのは好ましくなく、マーケットプレースとしてサービスを形作る必要もありました。

でも、これによって企業として手数料から収益を上げることができます。

「特定のタスク対する直接的なコミッションを多くの人に対して特定の期間できる」というのは、そもそも広告がやることに似ていますが、earn.comはそれをより効率化しました。

 
 

ーリリーさんにとっての仮想通貨のユースケースは「マイクロペイメント」ですか?

米国の既存決済インフラと比較すると、最低でも仮想通貨のマイクロペイメントにおけるユースケースは有用です。

それでも、私が考えていたのは仮想通貨でどのような「価値のある製品を作れるか」ということ。

仮想通貨は、本質的に「お金」と「市場」が全てだと私は考えています。

新しいテクノロジーが誕生すると、「バリュー・クリエーション (価値創造)」は一般的にその技術を使った新しい市場から生まれるもの。

例えば、Uberはスマートフォンの前には誕生できなかった。

ソーシャルメディアは、コンピューターやスマホで簡単にインターネットが使えるようにならなければ不可能。

インスタグラムも、スマホのカメラなしでは生まれなかったでしょう。

そこで、私は仮想通貨という新たな技術を通じて、「誰もが持っているが収益化するのが難しいもの」におけるどのような市場を形成できるかについて考えていました。

 
 

ーシリコンバレーの観点から仮想通貨をどのように見ることができますか?

シリコンバレーは、新技術を市場へもたらすことが非常に上手で、困難な問題に対する解決策や、テクノロジーをもとにイノベーションすることが得意。

それでもブロックチェーン技術において私が少し違うなと感じたのが、仮想通貨のターゲットユーザーは実際にシリコンバレーに住んでいる人じゃないということ。

「金融包括」が当業界でよく議論されますが、シリコンバレーの人はこのような問題を全く抱えていません。

実際に経済的に除外される体験をほとんどの人はしたことがないと言えるでしょう。

毎週のようにウエスタンユニオンへ行き、海外からの送金を受け取ったり。

スマホはあっても銀行口座がない発展途上国のような…。

これらが仮想通貨の即時的なユースケースだと私は考えているため、仮想通貨関連のアプリのユーザーベースは実は海外かなと思っています。

 
 

ーシリコンバレーでは特に様々なブロックチェーンプロトコールが開発されていますが、将来的にはどのようなものが有用になると思いますか?

仮想通貨関連のアプリが発展するには、それらが基盤となるようなブロックチェーンが必須です。

もちろん既存のものより速く、安全な必要がありますが、おそらく5-15の異なる特徴を持ったプロトコールが一般的になり、それぞれが何かに特化したものになると思います。

というのも、ブロックチェーンのプロトコールだからと言い、それぞれが対等なわけではないですよね。

同じブロックチェーンでも、異なるユースケースを念頭にしていたり、規制面で必要なものや、コミュニティの考えが大きく違ったり。

全く異なる動物ですね。

これに関してはビットコインが非常にいい例かもしれません。

よくビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれていますが、もし私があなたに、

ゴールドよりもいい貴金属を見つけたよ。軽くて、もっと持ち運び簡単で、工業利用もできる!

なんて言ったら、どう思いますか?

これは、ビットコインのユースケースではなく、技術的な性質について固執したような見解。

そもそものゴールドの論点からずれていますよね。

プライベートブロックチェーンとビットコインの大きな違いのように、同じ分散型台帳技術を使用しているからと言い、そもそもの存在理由は全く異なるため、同じようには分類できないです。
 
 

ーベンチャーキャピタルは「価格は気にしない」という姿勢を見せることが多いと聞きますが、実際に仮想通貨の価格変動についてどのように思われますか?

バランスシートにクレイジーな価格変動のあり、しかもそれが24時間動き続ける市場の価格変動の場合、プロジェクト運営のためにも資金についてしっかりと考える必要があります。

ETH価格暴落で、24ヵ月分の資金が6ヵ月分まで減少するのはプロジェクトにとって大きな変化です。

だから、仮想通貨の価格変動を無視するのは私にとっては難しいです(笑)

90%以上価格が下落した時に、真顔で「長期的な投資家だ」というのには少し無理がありますよね。

ベンチャーキャピタルはそもそも「金融商品」の一つの分野で、それのポートフォリオには様々なリスクプロファイルを持ったものが含まれています。

また、これに資金を投じる投資家は、他の様々な金融商品を購入するもの。

つまり、そもそもリスクが高いようなベンチャーキャピタルのような性質が前提にあるため、資産のリスクマネジメントはシリコンバレーでそこまで行われていません。

その上、ベンチャーキャピタルのイグジットまで時間がかかることも考えると、リスク管理に関するスキルはこの業界の人はあまり持っていないのかもしれませんね。

 
 

ーリリーさんは俗によく言われるBitcoin Maximalism (ビットコイン最大主義)ではなく、Bitcoin Rationalism (ビットコイン合理主義)について語っていましたが、これはどういうものでしょうか?

私が言う「ビットコイン合理主義」は、先程話したような一つ一つのビットコインの機能ではなく、そもそものユースケースに焦点を当てたビットコインの見方です。

新しい用語が必要:ビットコイン合理主義者。これは外部の力に支配されない価値の保存手段が、指数的価値を生み出す最も可能性の高い仮想通貨のユースケースだと信じる人。

よく「ビットコイン最大主義」という言葉が当業界で使われますが、これはビットコインが唯一のコインで、他は糞コインというような考え方。

このようなことを本気で考えている人が大半というわけではなく、ソーシャルメディアの一部という感じ。

もちろん最初はそのようなものではなかったと思いますが、雰囲気的には「一人の神しかない」というような主張と似ており、少し宗教的なものまでに発展してしまっています。

このこともあり、「なぜビットコイン?」の答えを私はビットコイン合理主義と呼んでいます。

というのも、ビットコインのポテンシャルは、合理的な考え方で答えることができますよね。

ビットコインがどのように構想されたか、「サウンドマネー」に関する概念、またデジタルゴールドとしてユースケースはとても合理的であり、実際にも多くのユーザーがビットコインに将来性を感じています。

また、「お金」はネットワーク効果によって成り立つビジネス。

ビットコインの普及はやマイニングのハッシュレートからも、他のどの仮想通貨よりもネットワーク効果を発展させる可能性があると現時点で言えるでしょう。

また、潜在的なデジタルゴールドとしてのネットワークサイズは莫大なもの。

しかも、実際にこのような市場サイズに達するための「努力」は、実はそこまでありません。

これはもの凄いことですよね。

例えば、フェイスブックやグーグルが時価総額を1000億ドル増やすためには、多くの人を雇ったり、ビジネスにおける様々な複雑なことに対応しなければなりません。

しかし、ビットコインの努力に対するリターンはこれと根本的に異なります。

一万人を新たに雇う必要などは全くなく、そこまでの段階的な努力なしで急激な価格上昇を実現可能。

本当に「何それ?」という感じ。

こんなものはありませんよね。

工業利用されていないゴールドの市場規模を狙うだけでも、ビットコインは膨大な努力なしで指数に従う上昇を成し遂げられるでしょう。

出典:The Blockchain Story:What’s it all worth?

 
 
ー今後どのようなブロックチェーン企業が成功すると思いますか?

ブロックチェーン分野におけるインフラ構築を進める企業など、幾つかの企業は成功するでしょう。

例えば、仮想通貨市場には資産管理サービスが必要と言われています。

どうしてかと言うと、デジタル資産の資産管理には従来のシステムとは異なる必要事項があるため、新たなものが構築される必要があります。

このような企業がグーグルみたいな存在になるとは言えませんが、企業としてのリターンは見込めるでしょう。

また、既に成功しているバイナンスやコインベースなどの取引所は、従来の金融システムが提供するようなユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)の仮想通貨版を提供しています。

また、先ほど話したような仮想通貨によって生まれる新たなマーケットにも私は注目しています。

 
 
ー最後に、今後5年で仮想通貨業界でどのようなことが起こっていてほしいですか?

もちろんBTC価格が跳ね上がっているのをみんな見たいですよね。

10万ドルとかね (笑)

ジョークにしか聞こえないかもしれませんが、ビットコインや他の仮想通貨は根本的に「動機」が全てのため、実際に価格が上昇することは重要です。

そもそもビットコインやブロックチェーン技術が主流になって来れたのも、凄まじい強気市場が理由です。

多くの人が仮想通貨でお金儲けできるかもしれないからと思い学び始め、機関投資家も儲けられるから市場参入しています。

仮想通貨の何が多くの人を魅了しているのか、という問いに対する答えはとてもシンプルなもの。

「お金持ちにしてやる」や「これをやることによって大金を手にできる」は基本的にほぼ全員に通用します。

これが仮想通貨の一つの「バリュー・プロポジション(提供する価値)」で、このようなものがないと人々は仮想通貨の存在を忘れてしまうでしょう。

仮想通貨はお金であり、お金ではインセンティブが重要。

多くの人は経済的な動機に反応し、その中でもウォールストリートは敏感ですよね (笑)

現在では、フィデリティなどの著名金融機関や市場へ参入し、機関投資家へのサービスを提供しています。

最終的には、仮想通貨は金融業界で資産として確立し、そのように扱われるようになるでしょう。

しかし、今後5-10年で人々が銀行口座を使用するのをやめ、全てを暗号資産として保有するまでになるとは考えにくいかもしれませんね。

 
 
以上、earn.com創設者であるリリーさんのインタビューでした!



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