Ripple社ジョンソン氏、XRPはビットコインよりも性能が高い!?

名だたる世界の金融機関とパートナー提携を締結し、2018年を破竹の勢いで進んできた、リップル社。

>>ついに米国トップ銀行も加入へ、果てしなく拡大するリップルネット

そんな同社チーフ・マーケット・ストラテジストであるCory Johnson(コーリー・ジョンソン)氏によると、仮想通貨「XRP」は多くの面でビットコインを上回っているという。

ジョンソン氏、XRPは技術的にビットコインよりも性能が高い

「ビットコインが乏しい技術だと思うかって…もちろんだ。」

Steven Diep(スティーブン・ディープ)氏とのインタビューで、上述のように主張したのは、かねてよりXRPとリップル社に関する誤解を解くためにメディアへの露出を増やしていた、ジョンソン氏。

>>Ripple社ジョンソン氏、XRPの誤解をスッキリ解消!

同氏は、ビットコインとXRPの性能を比較し、後者の将来性に高い期待を示した。

まず、XRPの1秒間におけるトランザクション数について同氏は言及し、以下のように述べた。

「ビットコインにおける1時間の取引処理数には技術的な限界がある。一方、XRPは毎秒1500回のトランザクションを実行可能だ。」

同氏によると、短時間で多くの取引を処理することは大衆への普及とネットワークの拡張性を保証するために重要だという。

また、XRPがビットコインよりも進んでいる理由として、消費電力の効率性について言及した。

「マイニングはますます高価になっている…そして多くの電力を消費する…また、マイナーへ非効果的に権力を分配する方法だ…現在、ビットコインの80%は中国でマイニングされている… XRPはマイニングを採用していない。」

さらに、同氏によると従来の金融機関へのXRPの普及は既に拡大し始めているという。

「(リップル社には、)銀行や送金会社を含める150以上の顧客が世界中にいる…多くの企業はXRPを使用し始めているが、すべてがそれを使っているわけではない… 国境を越えた取引を行う際に、手数料を400ベーシスポイント(4%)から40ベーシスポイント(0.4%)までコストを削減し、(送金時間を)4日から2分にするために、(XRPが)使用されている。」

最近ではイーサリアムを抜き去り、時価総額ランキング第2位に定着している、XRP。

同仮想通貨の今後の普及に注目が集まる。

原典:XRP Technology is Better Than Bitcoin’s, Cory Johnson Says

ここまでの内容と考察

リップル社のジョンソン氏が、XRPは技術的にビットコインよりも優れていると発言したという、今回のニュース。

時価総額ランキング上位へ時間をかけて着実に登り詰め、ついに第二位にとなっている同仮想通貨は、果たしてビットコインの「キングの座」を奪うことができるでしょうか。

ちなみにですが、ジョンソン氏はビットコインマイニングの消費電力に関する以下のようなツイートをしています。

ユースケース的にも少し異なるビットコインとXRPですが、時価総額ランキングという観点でXRPはビットコインを凌駕できるでしょうか。

仮想通貨取引所や銀行によるリップル社のエンタープライズ製品xRapidの採用にも注目が集まりますね。

今後も業界をけん引するような企業へと成長したリップル社の活動を追っていきましょう!