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ステラ(XLM)、史上最大エアードロップで約140億円をばら撒く!?
- 2018/11/7
- 仮想通貨の最新ニュース
仮想通貨ウォレットを保有しているだけでトークンを「無料」で獲得できるという、エアードロップ。
仮想通貨を購入せずともそれを手に入れることができるというシンプルさから、新規投資家の市場参入に対する敷居をグッと下げ、規制が曖昧なICOを代替するような「ユーザー数を増加させる方法」として以前から注目されている。
そんな中、ウォレットプロバイダーであるBlockchain(ブロックチェーン)社が、1.25億ドル(約140億円)相当のStellar Lumens(ステラ・ルーメンズ、ティッカー: XLM)をエアードロップすると発表した。
エアードロップ史上最大の無料トークン配布!
2011年に設立してからというもの、自社が提供するプラットフォーム上で2900万以上の仮想通貨アドレスが作成されてきた、ブロックチェーン社。
先月のホワイトペーパーアップデートの際に、エアードロップを本格的に実施する意向を明らかにしていた。
そんな同社が初めてパートナーとして迎え入れたステラ財団と共に実施する今回のエアードロップでは、合計約1.25億ドル相当のXLMを無料で配布するという。
今回のパートナー提携に関して、ステラ開発財団共同創設者であるJed McCaleb(ジェッド・マッカレブ)は、エアードロップを「コミュニティに必要なサービスを設計するための招待状」と表現し、
「XLMの可用性とネットワーク上のアクティブユーザーを増やし、ネットワークの有用性を大幅に向上させるだろう」
と期待のコメントを寄せた。
また、ブロックチェーン社CEOであるPeter Smith(ピーター・スミス)氏は、エアードロップに関して、
「(ユーザーが)信頼ができる仮想通貨を安全かつ簡単にテスト・取引できる」
とその潜在的な可能性に楽観的。
また、ステラ財団をパートナーと迎えた理由としては、ステラプラットフォームの優れた拡張性や「アクティブに成長しているエコシステム」を形成していることを挙げた。
最近ステラは、拡張性の問題に苦戦するイーサリアムの代わりとなるようなトークン発行プラットフォームとしての期待値が高まり、それの基軸通貨となるXLMはコインベースへ上場することが噂されている。
そんな同プロジェクトや、リップルプロトコールを0から築き上げた経験のあるマッカレブ氏の絶え間ない取り組みに業界全体が注目する。
原典:Crypto Wallet Firm Blockchain to Airdrop $125 Million in Stellar
ここまでの内容と考察
ウォレットプロバイダーであるブロックチェーン社が約140億円分のXLMの無料配布を実施するという、今回のニュース。
一見ユーザー数の獲得と同社のウォレット使用量を増やすマーケティング作戦のようにも捉えられる今回のエアードロップですが、果たしてこれはステラエコシステムの成長を促進できるでしょうか。
ちなみにですが、今回の発表に関してツイッター上では以下のような声が挙げられていました。
BLOCKCHAINが1億2千5百万ドル分のSTELLARをエアドロップ。
韓国の同名アイドルユニットとは関係ないのか、残念。— ツウカーファイブ (@cycoballer) 2018年11月7日
ステラのAirdropってhttps://t.co/QHE5631ep1のwaitinglistにはメールアドレス量産すればいくらでも登録出来る仕組みなんだけど、これってどうなん。と思ったけど、Q&Aには本人認証すると書いてあるから、一人一回か。
まぁ、一応登録してみた。これで俺もステラホルダーになるんだ!(*^▽^*)
— 名もない猫@美人主婦 (@cryptopayments3) 2018年11月7日
エアードロップを受け取るためには、やはりKYCプロセス行わなければいけないようですね。
最近では法定通貨も扱われる分散型取引所が開設されたことでも大きな話題となったステラですが、「決済手段」という競合プロジェクトが多い分野でユーザー数を増やしていくことはできるでしょうか。
今後も国境を超えた瞬時決済を実現させようとするステラプロジェクトに注目していきましょう!
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