日本初の快挙、SBI リップルアジアがついにMoneyTapをリリース!

リップル社製品が、ついに日本全土に染み渡る。

日本銀行資産80%以上を占める61の銀行から成る「銀行コンソーシアム」が、リップル社の技術を利用する「消費者向け決済アプリ」を展開した。

ついに解禁、リップル技術搭載の決済アプリ「MoneyTap」

先月「ひっそりと」ティザーサイトが公開された決済アプリ「MoneyTap (マネー・タップ)」が今月4日にリリースされた。

同アプリは、SBIリップルアジアが先導する「銀行コンソーシアム」の製品であり、リップル社エンタープライズ製品「xCurrent (エックス・カーレント)」を活用することで国内銀行振り込みの効率化を図る。

QRコードまたは電話番号を通じて迅速に送金ができ、1回の取引では最大3万円の送金が可能。

1日あたりの送金上限は10万円だそうだ。

現在のところ、同アプリは駿河銀行、SBIネット住信銀行、りそな銀行の3つの銀行によってサポートされており、「24時間365日送金が可能」という、日本初の快挙を達成した。


出典:マネータップ公式サイト

キャッシュレスが進んでいない日本で、同アプリはそれを促進する「いい触媒」となるかもしれない。

原典:Ripple Blockchain Payments App ‘MoneyTap’ Goes Live in Japan

ここまでの内容と考察

かねてより話題となっていたSBIリップルアジアの決済アプリがリリースされたという、今回のニュース。

同アプリは、仮想通貨に対応していないものの、従来のシステムよりもはるかに効率性の高い送金サービスを実現させました。

分散型技術の普及を感じさせるニュースですね。

また、以前ツイッター上でひっそりとティザーサイトを公開した沖田氏も、今回は胸を張って同アプリのリリースを発表しました。

キャッシュレス決済が未だ浸透していない日本ですが、SBIは今後どのような戦略を繰り出していくのでしょうか?

Sコイン」の取り組みにも注目しながら、日本金融大手の動向を追っていきたいですね。