AWSとQtumが「歴史的」なパートナーシップ提携を実現!

パートナーシップ提携を誇大広告に使うプロジェクが多い仮想通貨市場で、世界的大企業と「正当な」パートナーシップを締結するまでに至ったスタートアップがある。

シンガポール発スタートアップ「Qtum(キュータム)」が、中国部門のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)と提携したことを発表した。

両社は、Qtumプロトコールを基盤とするB2Bで行うBaas(ブロックチェーン・アス・ア・サービス)を協力して展開する。

需要増大!?AWSの顧客がQtumのスマートコントラクトを使用可能に!

BaaSを検討するAWSにとって「理想的な」パートナーであり、今回のパートナーシップは「歴史的」だと自画自賛するQtum。

実は、今年4月からパートナーシップを交わすことを密かに計画していたという。

しかし、オープンソースプロジェクトとしてAWSのような最も普及が進んでいるサービスの一つと提携するということが、Qtumにとって「一大快挙」であることは間違いないだろう。

公式発表によると、AWSがQtumのスマートコントラクトを採用することにより、AWSの顧客がAMI (アマゾン・マシーン・イメージ)でスマートコントラクトを「効率よく安価」に開発できるようになるという。

また、エンドユーザ、開発者、および企業顧客のそれぞれのニーズを満たす機能を付け足すように、サービスを拡大する予定だ。

2019年に向けて準備万端!?Qtumの近状

Qtumは2019年に「Qtum Enterprise (Qtum X)」を立ち上げる予定で、大企業が大衆向けのアプリを開発できるプラットフォームを展開する計画を立てている。

その一環として、同プロジェクトは最近「x86」 VM(仮想マシーン)をリリース。

同VMでは、segwitがデフォルトで採用されており、ライトニングネットワークとの相互運用性を実現した。

オープンソースプロジェクトとして初のAWSとの提携に成功したQtumは、大衆向けのプラットフォームへと破竹の勢いで成長しているようだ。

原典:Qtum Blockchain Becomes Amazon Web Services Partner in China

ここまでの内容と考察

QtumプロジェクトがAWSとパートナー契約を締結したという、今回のニュース。

大企業のブロックチェーンへの関心を感じさせるような報道ですね。

また、今回の発表は、先日のTron(トロン)財団の発表とは大きく異なるところもソーシャルメディア上で話題となっていますね。

先日トロンCEOであるJustin Sun(ジャスティン・スン)氏が大企業とのパートナ提携を示唆するツイートをしました。

しかし、このパートナ提携は、トロンが一方的にBaidu(バイドゥ)のクラウドサービスを使うというだけのもの。

Baiduがトロンブロックチェーンを活用するという「双方向性」のあるパートナ提携ではありませんでした。

一方、QtumとAWSのパートナー提携は、「中身のある」内容ですね。

AWSとの提携をブーストに、これからQtumはユーザーや開発者を確保できるでしょうか。

この業界では競合企業がとても多い「分散型プラットフォーム」を提供することで勝負に挑むQtumに、今後も大注目していきたいですね!