IPアドレス&広告が表示されないOperaブラウザ!ビットメイン社も投資済

IPアドレス&広告が表示されないOperaブラウザ!ビットメイン社も投資済

IPアドレス&広告が表示されないことで多くのユーザーから支持されているOpera(オペラ)ブラウザに育成ゲームCryptoKitty(クリプト・キティ)が導入される。

プライバシー保護に特化したブラウザ「Opera」

ウェブ広告が表示されないだけでなく、IPアドレスも隠すことができるBrave(ブレイブ)ブラウザが1000万回ダウンロードを達成する中、プライバシー保護を徹底したブラウザを手掛ける企業が増加傾向にある。

その中でもBrave社と競合するのが、Opera(オペラ)社というマイニング大手Bitmain(ビットメイン)社が5000万ドル(約56億円)投資したノルウェー発ソフトウェア企業だ。

同社が開発したOperaブラウザは、Braveブラウザと同様に広告が表示されず、IPアドレスを隠すことができるVPNを搭載。

さらに、ETHウォレットがプリインストールされているため、多種多様なERC20トークンを保管できるというBraveブラウザにはない機能を兼ね備えている。

そんな寸分の隙もない同ブラウザに、分散型アプリとして現在最も人気のあるクリプト・キティが導入されることが先週明らかになった。

同社の製品開発担当であるCharles Hamel (チャールズ・ハメル)氏は、

「私たちの生活の一部がオンライン上に移りつつある中、物などのコレクションにも同様なことが言えるようになるだろう。」

と公式ブログで述べた。

また、クリプト・キティや野球カードなどをトークン化するのは初期段階だとして上で、

(この類のトークンは、各トークンが一種独特であるため「non-fungible token(代替可能でないとトークン)」と一般的に言われている。)

「技術とユーザビリティが向上するにつれて、より多くのオンラインゲームやその他のサービスがトークンを採用するようになるだろう。」

と語った。

原典:Opera crypto wallet update: Opera is first to let you send crypto-collectibles directly from your wallet.

ここまでの内容と考察

IPアドレス&広告が表示されないOperaブラウザでクリプト・キティが使用できるようになったという今回のニュース。

Operaブラウザは匿名性に長けており、さらにイーサリアムウォレットも搭載している優れものです。

プライバシー保護を徹底するブラウザが増加傾向にある中、今後Google Chrome、Microsoft Edge、Safariはどのように競争していくのでしょうか?

遅れを取らないためにも、最低でも仮想通貨ウォレット機能は追加されるかもしれませんね。

プライバシー保護の問題が日々議論されるようになった今日ですが、OperaやBraveのようなブラウザの活躍に大きな期待をしたいですね。