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ビットコイン先物取引は時期尚早?専門弁護士が語る懸念点とは
- 2018/11/9
- 仮想通貨の最新ニュース
最近になって世間を騒がせつつある、米仮想通貨プラットフォームBakktによる、ビットコイン先物取引の開始報道。
同プラットフォームの動向は、市場好転の起爆剤になりうるものとして非常に注目を集めているが、ここにきてその風潮に待ったをかける声が聞こえてきている。
時期尚早?ビットコイン先物取引が普及しえないと不安視される理由とは
上述の通り現在ビットコイン先物取引に異論を唱えているのは、法律事務所Kobre and Kim LLPで証券訴訟などを担当する、Jake Chervinsky弁護士だ。
同氏は、仮想通貨はまだまだ市場も含めて未成熟な金融商品で、その影響は悪い意味で未知数であるという点を、これまで再三強調してきている。
ゆえに、現時点でBakktが仮想通貨市場の次の時代に向けた一端を担うのではないかと結論づけるのは、時期尚早であるとも明言した。
実際に報道陣に向けたコメントの中で、彼は以下のように述べている。
「現在の下降気味な仮想通貨相場からの脱却を願う投資家の多くが、Bakktの同施策によってついにその瞬間が到来すると考えている。
しかし私の考えでは、ビットコインETFと同様、全ての根幹である米証券取引委員会(SEC)の承認が下りない限り話は始まらないように感じる。」
確かに同氏が指摘する通り、実際にはSECの公式認可が下りない限り、ビットコイン(仮想通貨)が正式な金融商品として流通する事は実現しえない。
しかし、こうした批判に対しBakktのプラットフォームでは、こうしたプロセスを踏まずとも自前で決済できると請け合いだ。
その絶対的な根拠として、同プラットフォームの大元である「ICE」は、証券取引で十数年の歴史があり、金融業界において名声があるという強力な材料が挙げられる。
また、実際に名声のみならず、米商品先物取引委員会(CFTC)から公認取引所を運営する認可も得ており、まさに前準備は万端。
今後Bakktは、12月12日の正式ローンチ前にライセンス申請をするだけで、独自の先物取引を実施する事ができるようになる。
同取引所が市場に与えるインパクト、その影響力の大きさに、投資家を始めとした世間の注目・期待値は絶賛上昇中の模様だ。
原典:Lawyer: Don’t Overestimate Bakkt’s Impact on the Crypto Market
ここまでの内容と考察
大手仮想通貨プラットフォームBakktが来月からビットコイン先物取引を開始する件について、専門家の弁護士が市場好転の材料と見るのは時期尚早とコメントしたという、今回のニュース。
本文中にも記載がある通り、現在仮想通貨市場の最先端では、今回のビットコイン先物やETFなど、さまざまな新金融商品の認可問題で揺れています。
実際に米国の証券市場を管轄するSECも、長らく保守的な姿勢を貫くなど、その牙城はこれまでなかなか崩れる事はありませんでした。
しかしこうしたケースを踏まえて生み出されたBakktの新商品は、旧来の常識を覆すものになりうるのではにないかと、早くも期待がかかっています。
来週の決算で上に上がらなければボーナス前の給料で先買いやな!
ビットコイン先物の出来高がこれだけあってこの株価は安すぎでしょ!
出来高減らないでー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾— ぐっさん (@gussan0598) 2018年11月7日
12/12は覚えておくべき日。期待上げも含めて注視したい👍✨
Bakktのビットコイン先物取引開始は、機関投資家からの資金流入を促す可能性において、ビットコインETFと同等の重要性を持つと述べている。#あっきん勉強用 https://t.co/hbiragQwaO
— あっきん@投資家*元公務員 (@_akkin_nara) 2018年11月7日
ツイッター上でも騒がれだした今日この頃、これまでの勢いに増して、新たな仮想通貨商品がこれから生まれてくるかもしれませんね。
今後の市場全体の変遷、ならびにユーザーの動向から、ますます目が離せません!
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