台湾スマホ製造会社HTC、ブロックチェーン搭載スマホをついにリリース!

仮想通貨取引所のセキュリティにおける脆弱性が不安視される本日、スマホを使用する仮想通貨の管理が今後の「トレンド」になるかもしれない。

台湾のスマートフォン製造企業HTCが、ブロックチェーン技術を搭載したスマートフォン「Exodus 1(エグゾダス・ワン)」の販売を開始した。

また、なんとその価格は法定通貨ではなく、仮想通貨にペッグされており、一台0.15 BTC(約11万円)、または4.78 ETHだという。

PC・タブレットよりも頑強なセキュリティ

「仮想通貨を決済手段として受け入れるために、内部体制を変更したり、新しい卸売り業者を見つけた」

前述のように語るのは、HTCブロックチェーン事業の責任者であるPhil Chen (フィル・チェン)氏。

一見「リスキー」とも捉えることができる、仮想通貨に連動する価格でスマホを販売するという方針は、業界人・コミュニティーに焦点に当てたマーケティング戦略だという。

そんな、様々な試行錯誤のもと、満を持してリリースされる「Exodus 1」の最大の特徴は、ずばり頑強なセキュリティ。

同スマホは、ユーザーがスマホウォレットに仮想通貨を安全に保管できるというように工夫されている。

仮想通貨の保管に関して、スマホが他のどのデバイスよりも安全な理由は、実行環境(ソフトウェアが起動する場所)のメモリやストレージがデバイスから隔離された TTE(信頼のおける実行環境)と呼ばれる環境があるから。

これにより、ハッキングが発生した場合でも、「Private key(秘密鍵)」などの貴重なデータを盗み出すことができないそうだ。

取引所のハッキングが続く今日、誰でも簡単に仮想通貨が保管できるスマホの需要は、仮想通貨の普及が拡大すると共に増えていくかもしれない。

原典:Why HTC is Only Accepting Bitcoin and Ethereum for its First Blockchain Phone

ここまでの内容と考察

大手スマホ製造会社HTCがブロックチェーン技術を搭載したスマートフォンをリリースしたという、今回のニュース。

ビットコインとイーサリアムにペッグされているということもあり、仮にTom Lee(トム・リー)氏の価格予測が的中した場合、同スマホ価格は2万ドルを超すことになりますね。

最近では、スマホアプリでExodus 1が提供するような秘密鍵回復サービスを提供するようなプロジェクトも多いですが、果たしてHTCは仮想通貨を通じてスマホ市場のシェアを伸ばすことはできるでしょうか。

やはり今後は仮想通貨ウォレットがプリインストールされたような最新スマホをサムスンやアップルなどがリリースするかもしれませんね。

ライバル企業が多い分野で、仮想通貨を使って競合しようとするHTCのこれからの取り組みに、今後も注目していきたいですね!

 

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