英国の大手銀行が香港にて新たな金融プラットフォームを開設！

英国発世界的金融機関として名高いHSBC銀行が、新たな施策を打ち出した。

報道によれば、同行は10を超える他行と連携し、大規模なプラットフォームを新設したというのだ。

広がる経済圏、HSBCが新設するプラットファームの実態とは

上述の通りHSBC銀行は、スタンダード・チャータードや中国農業銀行といった名門銀行を含む、計10行以上との共同開発を敢行した。

今回開発されたのは、「eTrade Connect」と題されたブロックチェーン基軸の貿易金融プラットフォームで、先日水曜日にHSBC本社を構える香港にてお披露目された。

実際に開発のイニシアチブを取ったのは、香港金融管理局（香港の事実上の中央銀行）であり、それだけで同プロジェクトに対する姿勢の強さが垣間見える。

大盛況と共にスタートしたeTrade Connectであるが、その凄みは話題性にとどまらず、数字にも表れている。

例えば経済指標的な観点から鑑みても、同プラットフォームは今後、数兆ドルにも及ぶ国際貿易の効率を促進すると予測されている。

また具体的な機能面で言えば、eTrade Connectを使用することにより、貿易ローンの申請を承認する時間を従来の「約1日半」から「約4時間」へ短縮することも可能だ。

未だペーパーレスに踏みきれ切れていない社会（貿易）体質を改善させる上でも、同プラットフォームは良い起爆剤になりうるして、非常に高い期待値が設定されている。

今回の施策についてプロジェクトの関係者は、現況の決済事例等を踏まえて以下ように述べた。

「ブロックチェーンは、とても複雑な決済プロセスを簡易化にする上に、より安全且つ効率の良い貿易業務に改変してくれている。

メリットの大きさに鑑みると、今後貿易や金融業におけるブロックチェーンの導入や採用例は着実に増えるのではないか。

また、ブロックチェーンのユースケースは貿易金融業にとどまらず、実に様々な業界にも見られ、今後もブロックチェーン技術の展開が注目されるかもしれない。」

広がりを見せ始めるブロックチェーン技術のスピード感・スケール規模は、遠くない将来、我々の創造を遥かに絶する域に突入するかもしれない、そんな予感が漂い始めている。

原典：HSBC, StanChart, others launch HK blockchain trade finance platform

ここまでの内容と考察

世界的金融機関のHSBCが主導で、ブロックチェーン基軸の新たな金融プラットフォームを開設したという、今回のニュース。

舞台となった香港と言えば、最近改めて当局側で規制撤廃の動きがあるなど、仮想通貨に対して寛容なイメージが強い都市です。

それだけに今回のような新たな試みもしやすいので、将来的な仮想通貨市場発展に向けたキープレイスになるかもしれませんね。

銀行などの金融関係はブロックチェーンを自然と取り入れていきますね！
HSBC、BNPパリバなど銀行大手が開発したブロックチェーン貿易金融、香港でローンチ https://t.co/nDOH0nfga9 via @JpCointelegraph

— 伊藤誠至 (@fRUEc7hsSFAYKmD) November 3, 2018

ほぼ調べてないですのであれですが

ブロックチェーンの技術の浸透って

想像より遥かに進んでる気が。

いつの間にか、気づいたら使ってるってフェーズに入ってる

世界7位の大手英銀行HSBCがブロックチェーン基軸の貿易金融プラットフォームを開始 https://t.co/5oC9YElRpn @coin_postから

— いっちゅう (@threethings_tw) November 3, 2018

【貿易金融の価値は2017年は約1000兆円】
実質的な香港中銀(香港金融管理局)が主導する「貿易金融ブロックチェーン”eTrade Connect”」がスタートです！実証実験でなく始まってるんですね。

HSBCやスタチャ、中国農業銀行にBNPパリバなどそうそうたるメンバーが参加してます。https://t.co/K3G8GhYYiC

— ツインズナオキ＠リップル図解ブログ (@twins_naoki) November 3, 2018

今回の件を含め、世間からの香港・HSBCに対する注目度も高い中で、今後どのような判断を下し、施策を打ち出していくのでしょうか。

金融の中心地における仮想通貨の未来、ひいては世界全体の同行から、ますます目が離せません！

 

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