米大手仮想通貨取引所Coinbase、ついにIPOを実施へ

米大手仮想通貨取引所Coinbase、ついにIPOを実施へ

仮想通貨市場全体の弱気相場が続く中、米仮想通貨取引所最大手のCoinbase(コインベース)がこの度、新規株式上場(IPO)を予定していることがわかった。

規模にして累計約5億ドル(約550億円)を調達済みの同取引所は、一体何の思惑を持ってIPOに踏み切るのだろうか。

知名度等では死角無し?Coinbaseが見せる躍進とは

より詳細な情報によれば、Coinbaseが近々計画中のIPOにおける企業価値の評価額は、約75~80億ドルになるのではないかと囁かれている。

この数字は、2012年6月の創設から計6年間で急成長したかたちであり、現在の同取引所の賞味価値を表す大事なものだ。

これまでCoinbaseに対し、総額約11億円を投資し続けてきたAdam Draper(アダム・ドラッパー)氏は、同取引所の80億ドルという評価額について「過小評価」と判断し、真っ向から異論を唱えている。

実際に彼は、かれこれ数年以上に渡って、同取引所を信じ、投資を継続してきた。

そんな彼曰く、市場への適合・普及率的観点から見ても、Coinbaseは圧倒的な力を持った取引所として活動を続けているのだという。

また、実際の数字に関しても、本拠地米国では取引所シェア率不動のNo.1をおさえ、約8割近いシェアを有する存在となっている。

加えて、CoinbaseのCEOは先日「10億ユーザー突破」という強き宣言を打ち出すなど、まだまだ好戦的な姿勢も失っていない。

ますます競争が激化する仮想通貨市場において、Coinbaseはいかなる活躍を見せ、引き続き世界を魅了し続けるのか。

仮想通貨界の雄が見せる一挙一動に、世間からの期待と注目が集まり始めている。

原典:CNBC’s Ryan NeuNer Hints at Coinbase IPO, Rumors Ensue

ここまでの内容と考察

米国最大手の仮想通貨取引所であるCoinbaseが、このタイミングで新たにIPOを企て中であるという、今回のニュース。

同取引所といえば、今年5月には銀行ライセンス取得で話題になるなど、まさに幅広く活躍を続ける優良企業として有名です。

それだけに、今回のIPOは個人的にも非常に注目したいものであると言えます。

世間の反応も様々な中で、今後仮想通貨市場は全体的に統一感を持ち、素晴らしい世の中に向けたイノベーションは起こりうるのでしょうか。

Coinbaseの未来、ひいては業界全体の動向から、ますます目が離せません!