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風見鶏発言再び、BTC価格は今年中に「9000ドルを突破しない」
- 2018/10/4
- 仮想通貨の最新ニュース
ビットコインに対して強気の発言を繰り返す敏腕投資家が、年末のBTC価格の予想を下方修正した。
元ゴールドマンサック且つ米ヘッジファンド主導者であるマイク・ノボグラッツ氏が、今年中にBTC価格は「9000ドルを突破しない」と発言した。
風見鶏な発言、BTC価格が1万ドルを超えるのは来年か
かねてより「ビットコインは底を打った」などと、強気な発言を繰り返していた同氏。
過去には、短期的なETH価格に関する予想を的中させており、今年の年末にBTC価格が1万ドルに達すると予測していた。
This is the BGCI chart…I think we put in a low yesterday. retouched the highs of late last year and the point of acceleration that led to the massive rally/bubble… markets like to retrace to the breakout..we retraced the whole of the bubble. #callingabottom pic.twitter.com/EasTBYgjSj
— Michael Novogratz (@novogratz) 2018年9月13日
そんな同氏によると、BTC価格が1万ドルを超えるのは「来年のQ2」になるとのこと。
その理由としては、仮想通貨企業がプロジェクト運営費を賄うために「仮想通貨を売却する必要がある」からだそうだ。
弱気市場では「インフラ整備」が重要
同氏が過去の予測を覆すようなコメントをするのは、今回が初めてではない。
昨年の強気相場で、BTC価格が2018年に40,000ドル(約460万円)、仮想通貨全体時価総額が2兆ドル(約230兆円)に達すると発言。
仮想通貨市場を大いに賑わした。
しかし、2018年年末の仮想通貨全体時価総額は8000億ドル(約91.4兆円)くらいになる、と改めた。
今年7月下旬には、もう一度強気予測にブレーキを掛け、仮想通貨市場が今年中に8000億ドルに達することはないと主張。
その後、BTC価格が今年中に1万ドルを超えると予測したが、今回それはありえないと否定した。
風見鶏のような同氏だが、インフラや人材市場に関しては現在でも強気の見方ができるという。
投資ファームTiger Global(タイガー・グローバル)が米仮想通貨取引所コインベース社を80億ドル(約9100億円)と評価し、5億ドル(約570億円)分の株式を流通市場で購入したことに対して、
「とても頭が切れる奴らだ」
とコメントを寄せている。
果たしてQ4のビットコインはどのような値動きを見せるのだろうか。
強気市場になる転換点が見えるようなチャートが形成されるのだろうか。
ドルの影響力が日に日に増している今日、世界中の仮想通貨トレーダーから注目が集まる。
原典:Crypto Bull Mike Novogratz Trims Short-Term Bitcoin Price Forecast [Again]
ここまでの内容と考察
以前からビットコイン価格に関する強気の発言を繰り返していたビットコイン奨励家マイク・ノボグラッツ氏が、今年中にBTC価格は「9000ドルを突破しない」と発言したという、今回のニュース。
多少支離滅裂なようにも思えるかもしれませんが、なかなか先が読めない仮想通貨市場で予測を変更するのは当たり前な事なのかもしれません。
また、ノボグラッツ氏と同様に、シェイプシフト社CEOであるエリック・ボヒーズ氏も弱気市場では業界のインフラ整備に注力するべきだと発言しています。
ビットコイン財団創設者が弱気市場と強気市場は2年周期だと発言している中、この弱気市場は後どれくら継続するのでしょうか?
機関投資家や規制当局の動向に注目しながら、ビットコインチャートを追っていきたいですね。