ついに始動!Binanceが待望の法定通貨取引をアフリカで開始へ

名実ともに世界一の称号をほしいままにしている、中国発の仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」。

各地でグローバルな事業展開を推し進める同取引所は、ついに本日より、「法定通貨」と連動した仮想通貨を提供可能な新たな取引所を開設する。

最終目的は経済援助?未開の地で期待されるパフォーマンスとは

今回Binanceが新たに取引所を開設する場所は、先月の時点でアナウンスがあった通り、アフリカはウガンダから展開を開始する。

取引所名は「Binance Uganda Exchange」に決まり、ビットコイン・イーサリアムの2銘柄を、法定通貨ウガンダシリング(UGX)とペアで提供する予定だ。

過去には、同社の取締役が進出先としてウガンダを選定した10の理由を発表する等、当事業に対する思い入れは相当なものである事が伺える。

Binanceを率いるジャオ・チャンポン(通称:CZ)氏は、今回の正式ローンチに際し、

「ウガンダはスタート地点として非常に良い土地だと自負している。今後、同地を足掛けにアフリカ全土にビジネスを拡大していきたい。ここで終わりとは全く考えていない。」

と、非常に前向きなコメントを寄せている。

また、今後の最終的な目標に関しては、同取引所の活動を通じてアフリカ全土の経済発展に寄与していきたいとの事。

気になる取引所開設の詳細な日時は、本日10月17日午前10時(アフリカ時間)を予定している。

原典:Binance will launch its first cryptocurrency-to-fiat trading pairs in Uganda

ここまでの内容と考察

世界最大規模を誇る仮想通貨取引所のBinanceが、ついにアフリカのウガンダで待望の法定通貨取引所を新たに開設するという、今回のニュース。

仮想通貨需要が高まる地域が多く存在する同一帯の事情に鑑みれば、非常に前向きかつ人気となりうる取引所として名を馳せそうな予感がします。

早くも世間では、今回のBinanceの取り組みに期待を寄せる声もあり、今後次第ではさらにその規模を拡大する可能性も高いでしょう。

また、最近では分散型取引所(DEX)の取り組みにも積極的なBinance。

時代の潮流を上手く捉え、その先の未来を見据えた事業展開を行う同取引所は、いったい今後どれだけの功績を市場で記録するのでしょうか。

最先端を走る同社の将来、ひいては仮想通貨市場全体の変遷に、ますます注目していきたいところです!