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正式承認!Zaifの事業譲渡は11月22日に確定へ
- 2018/10/23
- 仮想通貨の最新ニュース
約70億円相当の顧客資金をハッキングされ、世間を騒然とさせた仮想通貨取引所、Zaif。
事業を完全譲渡する事で一時的に事なきを得た同事件だが、この度、正式にその譲渡日が確定した模様だ。
Xデーは11月末?ユーザーは承諾作業等の必要性にも注意
上述のZaifを運営するテックビューロ社は昨日、19日に開催した臨時株主総会でフィスコ仮想通貨取引所に対する事業譲渡が、正式に承認された事を発表した。
これにより、10月10日付の事業譲渡契約に基づき、同社管轄であるZaifの事業が、11月22日付でフィスコ仮想通貨取引所へと完全に譲渡されることとなる。
【事業譲渡に関する株主決議について】
弊社と株式会社フィスコ仮想通貨取引所との間で締結された平成30年10月10日付事業譲渡契約に関して、平成30年10月19日付臨時株主総会において、事業譲渡を承認する決議がされたことをご報告いたします。これに基づき、事業譲渡の手続きを進めてまいります。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年10月22日
テックビューロは事業譲渡が終了した後、仮想通貨交換業の登録を廃止した上で解散手続きを行う予定となっている。
気になる実際に流出した仮想通貨(ビットコイン・ビットコインキャッシュ)については、今のところ現物でユーザーに返還される予定だ。
しかし、肝心の仮想通貨入出金サービスの再開日については未だ未定となっている。
また、モナコインについては、預けていた分の39.7%を現物、60.3%を金銭で返還する。
金銭返還分は、1モナコインあたり144.58円で返還するとしている。
なお、10月22日から11月21日までの約1ヶ月間、Zaifの既存ユーザーは、新たにフィスコ仮想通貨取引所との間で契約を巻き直す義務が発生している。
これはつまり、これまでテックビューロ社に行っていた契約内容を、そのままフィスコとの間に継承する承諾をする必要があるという事だ。
万一承諾しない場合については、Zaif事業に関連する債権債務関係や契約関係はテックビューロとの間で残存することなる。
そうした場合の対処としては、原則その後のZaif使用ができなくなる可能性もあるとの事で、ユーザーには度重なる注意喚起が行われている最中だ。
原典:Zaif、事業譲渡にともなう手続きが開始。期間は11月21日まで
ここまでの内容と考察
大規模なハッキング事件で世間を騒がせた仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社が、この度正式にフィスコに同取引所を譲渡する日を確定したという、今回のニュース。
本文末にもある通り、事業譲渡を承諾する意思を示さなければ、最悪の場合それまで積み立てた資金等が無くなってしまうリスクもあり、ユーザーは早くも皆急ぎ足で承諾を行っています。
zaifの事業譲渡の承諾 完了しました👌
本日からだったはずなのでまだやっていない方は早めに終わらせておいた方が良いと思います😌 pic.twitter.com/N39tkVR7vz— Kapruit (@Kapruit_) 2018年10月22日
Zaifの事業譲渡の承諾ぽちぽち。
クリック4つくらいで完了です。せっかくアカウント持ってる人は、簡単なのでぽちぽちしておいたほうがええと思います。
Zaifにログインするとでてきます。 pic.twitter.com/MKTADQdUr1— アオムー🦄 (@aomra_00) 2018年10月22日
Zaifのハッキング被害の補償についてフィスコの中の人に聞いてみたんだけど、Zaif口座を持ってる人は全員Zaif→フィスコの移行の承認が必要だって!
Zaifに日本円だけ置いてた人や、被害にあっていない通貨(ネムとかザイフトークンとか)を置いていた人は、無関係と思わずちゃんと承認しようね! pic.twitter.com/TcHaSWH3QJ
— えりしー@仮想通貨漫画プレママ (@erishiiiii) 2018年10月15日
今後の同取引所の活躍、ひいては仮想通貨市場全体の動向から、ますます目が離せません!